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デンジは『チェンソーマン』の主人公です。
16歳にも関わらず、父親が残した借金返済に追われているところから物語は始まります。
そして物語が進むにつれて、壮絶な人生を歩むことになるのです。

悲惨な生活を送っていたよね
この記事では、デンジの正体、能力やポチタとの関係についてわかりやすく解説していきます。
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チェンソーマンアニメキャラ「デンジ」とは?

デンジは、ギザギザの歯と目つきが悪いのが特徴的な少年です。
そんな見た目と裏腹に、心を許した人とは簡単に仲良くなります。
非公認のデビルハンターとして生計を立てていたことから、それなりの実力はあると考えられます。
項目 | 詳細 |
---|---|
名前 | デンジ |
身長 | 不明 |
年齢 | 自称16歳 |
誕生日 | 不明 |
所属 | 公安対魔特異4課 |
夢 | 普通の生活を送ること |
好きな物 | ツラの良い女(マキマ) |
学校 | 第四東高等学校(第2部) |
声優 | 戸谷菊之介 / 幼少期:井上麻里奈 |
正体 | チェンソーの悪魔 |

異性が絡むとポンコツになるよね笑
初登場は「TVアニメ1期の第1話」※漫画では1巻の第1話
デンジの初登場は「犬とチェンソー」で、極貧生活を送っている様子が描かれています。
腎臓を120万、右目を30万で売っても、38,040,120円という借金はまだまだ消えないようです。
しかもデンジの母は心臓の病気で亡くなった上に、父親は借金を抱えたまま首吊り自殺をしています。
その父親が残した借金を、危険なデビルハンターをしながら返済しているのです。
そんな生活の中でポチタと出会い、一緒に暮らすようになりました。
デンジとポチタの関係は?

デンジとポチタは、第1話から一緒にいる様子が描かれています。
大怪我をして瀕死の状態だったポチタと出会い、デンジは放っておけず「お互い助け合う」という契約を結びました。
デンジは自身の血を与える代わりに、ポチタもデンジに何かあったら助けるというものです。
そして1枚の食パンを分け合いながら、一緒に暮らすようになりました。
デンジとポチタの関係
天涯孤独だったデンジは、ポチタと暮らすようになります。
ある日、デンジの雇用主だったヤクザが”ゾンビの悪魔”と契約。
そしてデンジとポチタは、罠にハマり惨殺されてしまいました。
しかしポチタは、デンジの血を飲んで復活します。
デンジの“オレが死んだら身体をやるから普通に生きて普通に死ぬって夢を叶えてくれ”という言葉を思い出したポチタ。
そこでポチタは“お前に心臓をデンジにあげるからお前の夢を自分に見せてほしい”と言い、デンジと新たな契約を結びます。
契約のおかげでデンジは生き返り、2人は融合したのです。
ポチタはデンジの心臓となり、デンジの胸にはスターターロープが付いています。
デンジとポチタが直接会うことはないものの、夢で会うことはできるようです。
特に第2部では、デンジがポチタに「これでいいんだよな」と問いかけているシーンが何度か出てきます。
デンジの心臓が狙われる理由
デンジの心臓を狙っていたのは、マキマと各国の悪魔(刺客)です。
マキマは「チェンソーマンに食べられると名前も存在も消えるという能力を利用する」という目的があります。
そのデンジは、体が人間で心臓のみ”チェンソーの悪魔”という非常にレアな存在でした。
“支配の悪魔”であるマキマは、相手の心臓を鎖で繋げないと相手を支配できません。
ところがデンジには”自分の心臓”がないため、支配できないとマキマは気付きました。
しかしどうしてもデンジの心臓が欲しいマキマは、ありとあらゆる手段を用いて心臓を手に入れようとしたのです。
さらに各国の悪魔(刺客)は、「最強」と言われるチェンソーマンの心臓を体内に取り込んで強くなりたいと考えていました。
それだけではなく、マキマがデンジの心臓を手に入れたら世界が終わると考えた世界のトップたちが刺客を放ったのです。
それぞれの国の最強とされる刺客がデンジの心臓を狙いましたが、全て失敗に終わっています。

本当に強い刺客ばかりだったよね
デンジ(チェンソーマン)の能力

デンジが手に入れた”チェンソーの悪魔”の能力は、他の悪魔たちが欲しがるほどのものです。
『チェンソーマン』では様々な悪魔が登場しますが、”死の悪魔”や”闇の悪魔”と並ぶ強さだと言われているんです。
元々非公認でデビルハンターをしていたため、チェンソーマンになっていない時でもある程度の戦闘能力は持ち合わせています。
戦闘方法は?
デンジは、ポチタと融合した証として胸からスターターロープが生えています。
このスターターロープを引っ張り、エンジンを吹かしてチェンソーマンに変身するのです。
頭がチェーンソーの形になり、口には鋭い牙、両腕からはソーチェーンガイドバーが現れます。
超人的な身体能力を使い、チェーンソーの刃を高速回転させながら悪魔たちを斬り刻んで攻撃するスタイルが得意です。
特に”永遠の悪魔”との戦いでは、「長時間死んでは復活する」を繰り返しました。
その結果 心が折れた”永遠の悪魔”は自身の心臓を差し出しています。
さらに岸辺の壮絶な特訓や”鮫の魔人”のビームからのアドバイスで、ますます強くなっていくデンジ。
彼らの特訓やアドバイスのおかげで刃の出し入れや制御、チェーンを伸ばして拘束や移動することも覚えました。
アニメでは過激な描写にならないように配慮されていますが、原作はかなりグロいです。
能力は?
基本的に『チェンソーマン』に登場する悪魔の能力は、名前が関係しています。
“支配の悪魔”は格下の相手を支配する、”地獄の悪魔”は生きている悪魔や人間でも地獄へと落としてしまうのです。
“チェンソーの悪魔”もチェンソーを使い、相手を切り刻んでしまうというのが主な能力。
しかし”チェンソーの悪魔”は、「食べた悪魔の名前と存在を消す」という能力も持っているのです。
マキマはこの能力を使い、より良い世界を作るつもりでした。
実際に世界が平和で穏やかになったことで、”戦争の悪魔”の力は弱まっています。
このように人々を恐怖に陥れる”戦争”や”飢餓”、”銃や死”をチェンソーマンの能力で消せばいいと考えたのです。
しかし、なぜ”チェンソーの悪魔”にそのような能力が備わっているのかはまだ明かされていません。
『チェンソーマン』には、宗教や天使、黙示録の四騎士などが元ネタとして使われていることが多いです。
そのため、”チェンソーの悪魔”の能力にもそういったものが絡んでいる可能性は十分あります。

謎を解く鍵はポチタかも?

デンジの印象深い名言・エピソード

デンジは、普通の人なら恥ずかしくて言えないこともはっきり言えるタイプです。
さらにポジティブなセリフは、デンジの人気の理由の1つになっています。
そんなデンジの印象深い名言を紹介します。
- 木ぃ切って月収6万だろ、この間売った腎臓が120万
- 夢叶うなら、女抱いてから死にてえなあ
- 俺の血はタダじゃねえ、これは契約だ
- 俺は軽~い気持ちでデビルハンターなったけどよこの生活続けるためだったら死んでもいいぜ
- 胸揉む前に死ねっかよ
- 名前も知らねえあんたの唇にゃあ興味ないね
- 心臓だけじゃなく、人の心まで失くなっちまったのか?
- マキマさん助けて、俺この娘好きになっちまう
- 殺されるなら美人にってのが俺の座右の銘
- え!?この噛む力は・・・!?マキマさん!?
- オレがチェンソーマンなんだ・・・!
- ホラ吹きの畜生共め・・・!俺はエッチしてえけど結婚はしたくねえぞ!
- 次は・・・オレ・・・オレ・・・チェンソーマンになりたいよ
- この世にメシと女がいるんなら・・・まだ楽しみに生きてやる・・・

デンジは不死身なのかについての考察
『チェンソーマン』では、メインキャラでも死んでしまう作品です。
普通の人間なら死んでいるだろう、と思わせる場面が度々描かれていますよね。
そこで、デンジは不死身なのかについて考察してみました。
チェンソーの悪魔なので不死身
“チェンソ―の悪魔”は、どんな怪我を負ってもスターターロープを引くか血を飲めばすぐに回復します。
恐ろしいことに首の骨を折られるようなダメージを受けても、スターターロープを引けば復活可能です。
ただし、チェンソーマンに変身しその姿を維持するには血が必要不可欠です。
血が不足すると変身が解けるか、最悪の場合変身できなくなります。
この状態になるとチェンソーの先だけ頭から出ていてもリーチが短すぎて戦えず、貧血状態でフラついてしまうのです。
また腕を切断されるなどを引けなくなるような状況になると変身できず、まともに戦えないという弱点もあります。
しかしスターターロープさえ引ければ、どんな状況でも復可能です。
デンジは不死身だからマキマに勝てた?
デンジがマキマに勝てたのは、不死身だからではありません。
ポチタとデンジが分離して隠れていたことをマキマが見抜けず、隙ができたからです。
デンジはパワーの血で何とか生命を維持して、死体の山に隠れていました。
マキマと戦っていたのは、デンジの体から作ったポチタだったのです。
チェンソーマンの心臓を手に入れたことで、マキマはその事実に気付きませんでした。
そしてパワーの血で作ったチェーンソーで背後から斬られています。
マキマは体内に入ったパワーの血のせいで、体の回復が上手くいかずデンジに負けました。
しかしマキマは他者からの攻撃を、日本国民の命と引き換えに生き返ってしまいます。
そのためデンジは、物理的にマキマの肉を調理して食べました。

マキマ定食っていう発想はなかった・・・

デンジに関するよくある疑問・共感ポイント
ここでは、デンジに関するいくつかの疑問や共感ポイントを紹介します。
デンジが夢に見る扉とは?
重要な意味があるのではないかと言われている、デンジが夢でよく見る扉。
「いつも見る夢で、いつも忘れる夢」とデンジは語っていて、その夢の中でデンジは少年の姿をしています。
最初に現れたのは、サムライソードを倒し本体に向かって銃の悪魔の肉片が動き出すというシーンの直後でした。
扉の中のポチタに、「夢の中くらい撫でさせてほしい」と頼むデンジ。
しかしポチタは「絶対に開けちゃダメだ!」としか言わず、その直後に目を覚まします。
2度目は「レゼ編」で、一緒に逃げることにしたデンジはカフェでレゼを待っています。
しかしレゼはマキマに殺害されてしまったため、カフェには来ません。
そのあとに扉の夢が始まり、ここでもポチタに「開けちゃダメだ!」と言われた直後に目を覚まします。
3度目は「海外からの刺客編」です。
“闇の悪魔”との戦いで、パワーがトラウマを抱えてしまったため添い寝をしていた時に夢が始まります。
しかしデンジは「ドアの向こうに何があるかなんて知らなくていいか」と諦めた様子を見せました。
4度目は、アキの帰りをパワーと待っていた時です。
アキの家のインターホンが鳴ったためデンジがドアを開けようとした瞬間夢が始まり、ポチタが「開けちゃダメだ!」と言うのです。
その直後にデンジは目を覚まし、マキマから電話で「何も考えず戦って」と言われてドアを開けたデンジ。
目の前には”銃の魔人”になったアキがいました。
5度目は、マキマがパワーを殺害するシーンです。
アキを自分が殺してしまったことのショックから立ち直れず、マキマの家に行ったデンジ。
そこに、マキマに呼ばれたパワーが現れます。
マキマは、デンジがドア開けたらパワーを殺すよと言いました。
デンジがドアの前に立った瞬間夢が始まり、「開けちゃダメ」と言おうとしたポチタをマキマが遮ります。
そして現実に戻り、デンジはドアを開けてしまったのです。
何も知らずにやってきたパワーを、マキマがデンジの目の前で殺害しました。
6度目は、マキマから「アキやパワーのことはデンジとポチタとの契約を破棄させるためにやった」と知らされた時です。
さらに「扉の向こうにデンジが知りたくない過去の記憶が隠されている」とも聞かされたデンジ。
その「知りたくない過去の記憶」とは、デンジが父親を殺害したという事実でした。
デンジがそれを聞いた瞬間、扉が勝手に開きます。
そして今までは「右開き」だったドアが「左開き」に開いています。
この開き方の違いは、おそらくデンジが最も知りたくない過去だったことを示唆している可能性があります。
扉の登場で分かることは、扉の前にいる人物が必ず死亡するということです。
そしてなぜポチタの声がするのかというのは、地獄の門番であるケルベロス説が濃厚とされています。
デンジの父親の死因は?
マキマはデンジに「デンジが父親を殺害した」と告げています。
しかし、いくつかの疑問点が挙げられるのです。
まずデンジが扉を開けた際に、父親らしき人物が倒れていました。
この時点で、本当にまだ幼かったデンジが父親を殺害できたのか?という疑問が出てきます。
さらにヤクザが「今月分も払ってねぇのに首吊りしやがって」と言っているのです。
何よりデンジが瀕死のポチタと出会った時に、記憶がフラッシュバックした様子が描かれています。
それは、父親の首吊りのシーンでした。
そのためデンジが扉を開けた時に、父親らしき人物が倒れて死んでいるのは不自然だと考えられるのです。
もしデンジが殺害したなら「知りたくない過去」どころではないでしょう。
これはマキマが、デンジを精神崩壊させるために嘘を吐いた可能性があります。
デンジ役の声優は?
デンジを演じているのは、戸谷菊之介(とやきくのすけ)さんです。
1998年11月30日生まれ、ソニー・ミュージックアーティスツ所属しています。
戸谷さんは「Team BareboAt」で、緒方恵美さんから演技指導を受けていました。
そして初主演となった『チェンソーマン』の主人公・デンジ役で知名度が上がり、第18回 声優アワード 新人声優賞受賞を授賞。
他にも、「UniteUp! / 清瀬明良」や「魔法科高校の劣等生 / 九島光宣」、「柚木さんちの四兄弟 / 柚木尊」や「青のミブロ / 藤堂平助」など様々な作品に出演しています。
デンジはかっこいい?
デンジはたまにドン引きするような言動をしますが、かっこいいという意見もあります。
- どんな相手でも怯まずに立ち向かう姿がかっこいい
- 欲望がダダ洩れだけどそこが人間臭くてむしろ良い
- ピンチになっても諦めないところがかっこいい
- 後先を考えない無鉄砲なところがデンジらしくてかっこいい
- ポジティブな性格が見ていて気持ちいい
- 戦う理由が下らなくても真剣に戦う姿がかっこいい
- “チェンソ―の悪魔”のビジュアルがかっこいい
「胸を揉む」など邪な欲望を叶えようとするところがヒーローらしくないにも関わらず、かっこいいと人気があります。

天真爛漫なのかな?笑

まとめ
今回はデンジの正体、能力やポチタとの関係についてわかりやすく解説しましたが、いかがだったでしょうか。
『チェンソーマン』はまだ完結しておらず、”老いの悪魔”の世界が描かれています(2025年1月現在)。
まだまだ終わりそうにないデンジの活躍から、目が離せませんね。
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