ツクヨミとは?年齢・声優・死亡したかどうかについて解説【推しの子】

ツクヨミとは?年齢・声優・死亡したかどうかについて解説【推しの子】

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ツクヨミは、【推しの子】に登場する神秘的な少女キャラクターです。

アクアとルビーの転生に深く関わる重要人物であり、その正体や過去の描写は多くの考察を呼んでいます。

この記事では、ツクヨミのキャラクターについて詳しく解説していきます。

推しの子アニメキャラ「ツクヨミ」とは?

ツクヨミとは?年齢・声優・死亡したかどうかについて解説【推しの子】

引用元:アニメ『【推しの子】』公式サイト

ツクヨミは、人気アニメ【推しの子】第2シーズンから登場する謎多きキャラクターです。

幼い少女の姿でカラスを従え、アクアやルビーの前に現れます。彼らの前世や転生の秘密に詳しく、「魂を宿す者」として物語の核心に迫る重要な役割を果たしています。

登場時から神秘的な雰囲気をまとい、SNSでも「何者なの?」「元ネタは月読命?」と話題になるなど、ミステリアスな魅力で多くの注目を集めています。

何者と話題!ツクヨミのプロフィール・特徴

ツクヨミは、幼い見た目ながら人間離れした口調と深い知識を持つ謎めいた存在です。前世ではカラスだったと示唆されており、アクアとルビーの魂を人間の双子に転生させた張本人でもあります。後に子役として芸能活動も開始します。

項目内容
名前ツクヨミ
身長不明(外見は小柄な少女)
年齢実年齢不明(見た目は10歳前後)
誕生日不明
声優木野日菜(きの ひな)
職業魂を宿す術を持つ存在 → 子役(映画『15年の噓』に出演)

ツクヨミは、白みがかった長い髪と印象的な瞳をもつかわいらしい幼い少女です。表情はどこか冷静でミステリアスな雰囲気を漂わせています。

常に黒い服を着用し、周囲にはカラスを従えています。このカラスの群れが彼女の神秘性をより強調し、物語の重要な存在感をもっています。

全体的に落ち着いた雰囲気と、どこか現実離れした美しさが特徴です。

葵

実写版では残念ながら登場なし!

初登場は「TVアニメ第2期・第23話」※漫画では8巻・75話

ツクヨミがアニメで初めて登場するのは、TVアニメ第2期・第23話「再会」です。

アクアがかつての自分──雨宮吾郎として過ごした家を訪れ、前世を回想するシーンの直後、カラスの群れを従えたツクヨミが木の枝に腰かけて登場。その幻想的かつ不穏な演出は、多くの視聴者の関心を集めました。

続く第24話では、病院の屋上でルビーの前に再び姿を現します。ルビーが、前世の自分──天童寺さりなが吾郎に贈った、星野アイのキーホルダーを握りしめていた彼女に対し、ツクヨミは挑発的で意味深な口調で語りかけ、星野アイの極秘出産や吾郎の失踪事件に関わる不審者の存在を伝えます。

幼い外見とは裏腹に、感情を排したような淡々とした話し方がさらにミステリアスな印象を強め、物語のキーパーソンとして注目されるキャラクターです

葵

見た目と話し方のギャップがミステリアスな感じを強めてる!

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ツクヨミのエピソード

ツクヨミとは?年齢・声優・死亡したかどうかについて解説【推しの子】

引用元:アニメ『【推しの子】』公式サイト

アクアとルビーの転生を裏で支配していたツクヨミは、物語の根幹に関わる鍵を握る存在です。

転生の黒幕?アクアとルビーを導いた「魂の案内人」

ツクヨミは、アクアとルビーが”前世”から転生した背景に深く関わる存在です。彼女自身の口から、「死者の魂を赤子の体に宿す術を持つ者」であることが語られ、星野アイが出産した双子に、ゴロー(アクア)とさりな(ルビー)の魂を宿らせたのもツクヨミの仕業であることが判明します。

このことから、彼女は転生という超常的な現象の“黒幕”であり、物語の土台を作った張本人ともいえます。ただし、その動機や目的については語られておらず、善悪では割り切れない「運命を司る存在」として描かれています。

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実はカラスだった!? ツクヨミの過去と意外な繋がり

ミステリアスな存在として描かれてきたツクヨミの正体は、実はかつて吾郎とさりなが助けた一羽のカラスだったことが明かされます。生前の2人に救われたそのカラスは、その後もそっと寄り添いながら彼らを見守り、やがて“ツクヨミ”として人の姿を得て転生したと示唆されます。いつもカラスを従えて現れるビジュアルは、この設定と深く結びついています。

アクアとルビーが転生する以前から彼らに関わり、運命を静かに見守り続けてきたツクヨミは、「私にとって君たちはずっと生意気で可愛い子供のままなんだから」と語り、まるで母親のような優しさをのぞかせます。その神秘的な存在感の裏には、意外にも長く深い“観察者”としての過去が隠されているのです。

葵

まさかカラスだったとは…

子役デビュー!? 映画『15年の嘘』にまさかの出演

ツクヨミは、映画『15年の嘘』では、アクアとルビーの幼少期を演じる子役として“まさかの芸能界デビュー”を果たし、視聴者に強烈な印象を残しました。

これはアクアの挑発に乗った結果で、本人いわく「芸能を司る存在ではない」と言いつつも、五反田監督も認めるほどの演技力を見せつけました。普段は神のような立場から転生や運命を語る彼女が、まさかの役者としてスクリーンに立つという展開は、多くのファンの間で驚きをもって迎えられました。その後も「ツクヨミ」の名を芸名として使用しており、異質な存在でありながら芸能界に足を踏み入れるという皮肉な立場も話題を呼んでいます。

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ツクヨミの印象深い名言・エピソード

ツクヨミのセリフで特に印象深いのは、「神様はきっと優しいよね」という一言。無垢な笑顔とは裏腹に、転生や運命といった重いテーマを暗示しています。アクアとルビーの宿命を知る彼女が、まるで導くように言葉をかける場面は、視聴者に強いインパクトを残しました。

  • 神様はきっと優しいよね
  • 真の意味で母を得られなかった2人と魂のない子を産んだ母親を導いてあげた
  • い~けないんだ いけないんだ
  • もしかして お姉ちゃん あのお医者さんと深い仲だったのかな?だとしたら 気持ちもわかるけど
  • 怖~い
  • それを捜すのが あなたの役目じゃない?
  • はぁー?出来るしなめんな
  • 私にとって君たちはずっと生意気で可愛い子供のままなんだから
  • その全てが『君』で『星野アクア』だったよ
  • それは悪手だよ
  • 星野アイの物語はあの時あの場所で完全に確実に終わったの
    星野アイの魂は確かに崩れて星と海に還っていった
    もう二度と再形成されることはない
    星野アイは何も思わないし何も考えない
    二度と笑うこともない
葵

淡々と話してるけど内容が濃いセリフが多い!

ツクヨミに関するよくある疑問・共感ポイント

ツクヨミは【推しの子】の中でも特に謎が多く、ファンの間では「何者なの?」「人間なの?」「敵か味方か?」といった疑問が数多く寄せられています。また、その達観した物言いと無邪気な笑顔のギャップに心を動かされたという声も多く、SNS上では「ツクヨミの言葉に泣いた」「一番記憶に残るキャラ」といった共感の声も多数。正体だけでなく、読者の心に残るキャラクター性でも注目されています。

ツクヨミは死亡した?生きている存在なのか

ツクヨミは【推しの子】に登場する中でも、とりわけ「生きているのか死んでいるのか」が曖昧なキャラクターです。前世では、吾郎とさりなに助けられた一羽のカラスであったことが示唆されており、その後に転生を経て人の姿を得たと考えられます。ツクヨミは自らを「死者の魂を赤子に宿す術を持つ者」と称し、人間とは異なる存在であることをほのめかします。

しかし一方で、「普通ではない親から生まれた」と語っており、身体は人間として存在。映画『15年の嘘』では子役として出演するなど、現実世界での活動も見せています。

こうした描写から、ツクヨミは生者でも死者でもない、”魂の媒介者”として、物語に神秘性と哲学的な深みを与える重要な存在です。

葵

最後まで神秘的なキャラクター!

ツクヨミは味方?それとも敵?立場が読めない存在

ツクヨミは、アクアとルビーの転生を担った張本人でありながら、その言動は一貫して中立的。優しさを見せる一方で挑発的な発言も多く、敵か味方か判断しにくい存在です。

アクアの復讐心をたしなめる一方で、ルビーには心を逆撫でするような言葉を投げかけ、視聴者を混乱させます。彼女は感情ではなく「運命」や「役目」に従って行動しており、善悪の枠に収まらない“導き手”や“観測者”として描かれています。

ただし、「私にとって君たちはずっと生意気で可愛い子供のまま」というセリフから、根底には深い愛情があると感じる読者も多く、ツクヨミを“味方寄り”と捉える声も少なくありません

葵

なんだかんだ言って二人を見守ってるよね

ツクヨミの元ネタは?

ツクヨミという名前は、日本神話に登場する月の神「月読命(ツクヨミノミコト)」が由来であると考えられます。月読命は夜を司る神であり、「太陽神・天照」と対をなす存在。神秘的で中性的なイメージは、『推しの子』に登場するツクヨミのキャラクター像とも一致します。

また、月読命は『古事記』や『日本書紀』でも登場が少なく、謎に包まれた神であることから、「正体が明かされない存在」という意味でもリンクしているといえるでしょう。作中でカラスを従える点や、運命や魂を導く役割も、神話的なイメージと巧みに重ねられています。

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まとめ

ツクヨミは、【推しの子】においてアクアとルビーの転生に関わる“魂の媒介者”として登場する、神秘的で謎多きキャラクターです。

かつてはカラスだった過去をもち、人間として転生後も彼らの運命を導き続けています。見た目は幼い少女ながら、時に優しく、時に挑発的な言葉で登場人物の心を揺さぶり、視聴者の印象にも強く残ります。

その立場は敵でも味方でもなく、あくまで“観察者”であり“導き手”。月読命を思わせる名と存在感を持ち、現実と非現実の境界を越えたツクヨミは、物語の核心に静かに寄り添い続ける存在です。

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