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『チェンソーマン』には、悪魔・魔人・武器人間・ウェポンズが登場します。
作中では恐ろしい力を持つキャラから、一瞬で消えるキャラなど様々なキャラが現れました。
それは敵であったり味方であったり、物語において重要な存在でもあります。
この記事では、悪魔・魔人・武器人間・ウェポンズについてわかりやすく解説していきます。

色んなキャラが出てくるよね

悪魔一覧

まずは、悪魔から紹介します。
『チェンソーマン』の世界の悪魔とは人間が特定の存在や物質、概念などに恐怖を抱く事で生まれる者です。
悪魔は全て「〇〇の悪魔」と呼ばれ、何かしらの概念や動植物の名前となっておりその名前と同じ能力を持っています。
また早川アキや姫野のように人間と契約を交わし、協力関係にある悪魔も存在します。
悪魔の強さは人間が感じる恐怖によって変動するため、死や銃など恐怖を感じやすいものほど有利です。
トマトの悪魔
“トマトの悪魔”は、第1話に登場した悪魔です。
大きなトマトの体に、たくさんの目玉と縦に裂けた口という恐ろしい見た目の悪魔。
トマトのお尻には放射状に人間の手が8本生えており、その手で体を支えています。
デンジがデビルハンターとして駆除依頼を受け、40万で死体を買い取ってもらえます。
能力は不明で死んでも種から復活するものの、焼けば復活はできないようです。
ゾンビの悪魔
第1話で登場、デンジの雇い主だったヤクザが契約した悪魔です。
ヤクザとその手下全員をゾンビに変えて、デンジをバラバラにして殺害します。
しかしデンジはポチタと契約して、チェンソーマンとなって復活し返り討ちにされました。
契約した人間に、「人間をゾンビ化させる力」と「ゾンビを操る力」を与えることができます。
しかしその代償として、契約者もゾンビ化することになります。
ナマコの悪魔
デンジとパワーが、パトロール中に見つけて退治した悪魔です。
人間の髑髏や指が生えており、ナマコのような姿をしています。
民間のデビルハンターが発見し、報告中にデンジとパワーが遭遇。
パワーが一撃で倒してしまったことからも、強い悪魔ではなかったと考えられます。
筋肉の悪魔
最初は目が1つの小さい蛇のような姿でしたが、本性を現した際には目が増えて巨大化しました。
能力は、自分が触れた者の筋肉を自由自在に操るというものです。
作中では少女に寄生してデンジに近づき油断させ、デンジを拘束し追い詰めます。
しかしデンジが”チェンソーの悪魔”に変身し、あっさり倒されました。
アニメでは”大人の事情”で、登場シーンがカットされています。
狐の悪魔
名前は「コン」で、本体は京都にあります。
・能力:吹き飛ばす・噛みついて即死させる
10mを越す巨大な怪物の姿をしていて、顔には異形の目玉が何個も生えているのが特徴です。
・契約者:・早川アキ(頭)、対魔2課の副隊長(頭)、荒井ヒロカズ(不明、おそらく足)、野茂(足)中村(足)
人間には友好的ですが、一番強い頭部を使えるのはイケメンのみという面食いな悪魔です。
しかしアキに召喚されサムライソードを食わされた際、気に入らないことがあったことからアキとの契約は切っています。

コウモリの悪魔
見た目は大きなコウモリですが、人間のように手足が太く強靭になっています。
・能力:怪力・衝撃波・飛行
パワーを利用し、人間を生贄にしようとしていた悪魔です。
パワーはニャーコを助けたい一心で、デンジを連れていきます。
しかしデンジの血では納得せず、パワーとニャーコを丸飲みにし”チェンソ―の悪魔”に倒されました。
“ヒルの悪魔”がパートナーだったと判明しています。
ヒルの悪魔
2本の腕と4本の脚と持つ悪魔で、性別は雌だと判断されています。
コウモリの悪魔と一緒に、全ての人間を食べる夢を見ていましたが叶いませんでした。
そのコウモリの悪魔を倒したデンジが許せず、殺そうとします。
しかし、早川アキと契約している”狐の悪魔”によって倒されています。
魚の悪魔
巨大な魚の体に、昆虫の足のようなものが付いている悪魔です。
退治したのは姫野で、”銃の悪魔”の肉片をアキが見つけています。
原作者の藤本タツキ氏により、伊藤潤二氏の「ギョ」をモチーフにしたと明かされました。
カビの悪魔
対魔2課に所属の、田辺と加藤が契約している悪魔だと考えられています。
・能力:遠隔操作で対象にカビを生やす
これは、悪魔そのものがカビを司っていると推測できます。
人間相手に使ったら最強ではないかと、SNSで話題になりました。
ブドウの悪魔
“暴力の魔人”が討伐した悪魔です。
知力も実力も低く、そもそも自分が何の悪魔なのかも理解していません。
“ブドウの悪魔”というのは、見た目から推理して名付けられただけでした。
カマキリの悪魔
巨大なカマキリの腕しかない姿の悪魔です。
契約者や代償については、明かされていません。
豚の悪魔
巨大な4つ目がある豚の姿をした悪魔です。
アキと”天使の悪魔”が討伐しました。
長剣の悪魔
詳細は不明で、第1部「公安編」で登場しました。
人間の時の姿が須郷ミリと似ているため、本人説が浮上していますが真偽は不明です。
罰の悪魔
京都の公安・黒瀬ユウタロウと天童ミチコが契約している悪魔です。
能力は、はっきりとしたことは不明です。
1人の契約では足りないほどの能力があるため、黒瀬と天童が契約したとされています。
そしてマキマが神社で行った、テロリストを次々と遠隔で殺害したのが”罰の悪魔”の能力という説が濃厚です。
罪を犯した犯罪者を利用したことや、神社=天罰というイメージから浮上しました。
あまりにも力が強すぎるため、”罰の悪魔”の能力をマキマが代わりに使っていると考えられています。
皮の悪魔
アメリカからの刺客、三兄弟の三男・アルドが契約している悪魔です。
・能力:触った死体の外見を奪う能力を与える
この能力で、アルドは黒瀬に化けています。
しかし見た目や声を変えるだけなので、戦闘能力には期待できません。
悪魔本体が、どんな姿をしているのかは不明です。
永遠の悪魔
無数の顔と口がある人間の集合体のような姿をしており、様々な声や話し方をします。
・能力:心臓を潰されない限りは不死・建物等に取り憑き内部の空間を捻じ曲げて時間を停止させ完全に外部と遮断された自らの領域を作り出す
「脱出できない」ということが、いかに恐ろしいのかを知らしめた悪魔です。
過去に”チェンソ―の悪魔”と戦ったことがあるような言動をしており、警戒しているため自分では戦おうとしませんでした。
しかし第1部ではデンジに倒され、第2部でまた新個体として復活しますが三鷹アサと吉田ヒロフミの”蛸の悪魔”によって倒されています。
デンジとの戦いは壮絶で、最終的には自ら心臓をデンジに差し出しています。

蛸の悪魔
吉田ヒロフミが契約している悪魔です。
・能力:クッション代わりになる、蛸だけに墨で煙幕を張る、索敵ができる。
全身は分かっていないものの、触手だけで吉田が十分身を隠せるほどの大きさがあります。
普段は姿が見えず、吉田が呼ぶと触手が現れます。
攻撃だけではなく、防御にも優れているという使い勝手の良い悪魔です。
実際に、吉田のサポート役としても優秀なところを見せています。
契約する際の代償が不明なため、悪魔と融合したデンジタイプではないかという憶測も出ていました。
爪の悪魔 / 針の悪魔 / ナイフの悪魔
岸辺が契約している悪魔で、名前しか登場していないので具体的なことは3体とも全て不明です。
長年デビルハンターをしてきた岸辺はこれらの悪魔との契約の代償で、もう払うものがないと語っています。
そのため、これ以上の悪魔との契約は難しいことが明かされました。
石の悪魔
日下部が契約している悪魔です。
・能力:対象の人や物を石化させる
気まぐれで近くにいる者を石化する、という恐ろしい悪魔です。
見た目はガーゴイルに似ていて、日下部は魔法陣を描いて能力を使います。
石化の能力は戦いにおいて有効ですが、「魔法陣を離れない」という縛りがあります。
日下部は”石の悪魔”が粉々になった際、自身も粉々になって死亡しました。
このことから、契約の代償は「運命共同体」ではないかと考えられています。
人形の悪魔
サンタクロースが契約している悪魔です。
・能力:自身に触った者を人形にして操り、その人形が触った者もまた人形にしてしまう・人形の命を代償に他の悪魔と契約できる
この能力は人間にのみ有効で、デンジタイプや魔人には通用しません。
さらに代償の人形の命は自分の命ではなく自分が人形にした者の命なので、ノーリスクで他の悪魔と契約できます。
実際に精巧な人形にした老人を操り、彼の命と養子にした3人の子供の命を代償に”地獄の悪魔”と契約しています。
呪いの悪魔・カース
早川アキとサンタクロースが契約している悪魔です。
・能力:契約者が釘を刺した対象を捕まえて磨り潰す
複数の骨を組み合わせたような体で、ヤギの頭の骨のような頭部が2つある不気味な姿をしています。
アキが所有している刀を介して契約しており、この刀の刀身が釘のような形をしているのは能力の関係です。
攻撃力が凄まじいほど高い代わりに代償は指の感覚がなくなる、寿命を大幅に削るなど重いものが求められます。
早川アキは序盤で使用した時に「寿命の残りがあと2年」まで減らされました。
サンタクロースは寿命が少なすぎたため、指の感覚が代償になっています。
幽霊の悪魔・ゴースト
姫野が契約している悪魔です。
・能力:怪力・見えない腕で攻撃、拘束、握り潰すなどが可能
無数の花で首が覆われており、蜘蛛のように何本もの手で体を支えています。
口と目が縫われているのに、微笑んでいる顔がさらに不気味です。
姫野は代償に右目を食わせていることから、右手を使うことができます。
さらに姫野が自分の体すべてを捧げた際には、本体が現れました。
最期は”蛇の悪魔”に丸呑みにされ、アキが討伐しています。

蛇の悪魔
沢渡アカネが契約している悪魔です。
無数の人の腕が絡み合ったような口と、鱗のない巨大な大蛇のような見た目をしています。
・能力:丸呑み・尻尾・吐き出し
対象の存在そのものを呑み込むので、実体のない悪魔も呑み込めます。
尻尾で強力な1撃を放つ割に、代償は爪1枚のみ。
さらに、丸呑みした悪魔を吐き出して、その能力を自身のものにできます。
ただし吐き出した悪魔と契約しているわけではないため、悪魔が自分の意志で行動することは予測不可能です。
吐き出された”幽霊の悪魔”が、アキに姫野が預かっていたタバコを渡せたのもそのためです。
台風の悪魔
モヒカン男が契約している悪魔です。
能力:強烈な豪雨を引き起こす
車や電柱を軽々吹き飛ばし、”天使の悪魔”も吹き飛ばされています。
しかしデンジとサメの魔人・ビームと戦い、切り刻まれて死亡しました。
途中でモヒカン男をレゼが殺害し、モヒカン男と契約していた罰としてレゼの手下になっています。
悪魔の中でも高い実力があるにも関わらず、レゼには勝てず服従する形になりました。
天使の悪魔・エンジェル
殉職した姫野の後任として、早川アキのバディとなります。
・能力:対象に直接触り寿命を吸い取る・吸い取った寿命で武器を作れる
恐ろしい能力ですが、布越しなどで触ると寿命は奪えません。
戦闘能力は「怠け癖さえなければ岸辺の次に強い」とマキマが語っています。
見た目は頭上の天使の輪や背中の羽など天使らしい姿で、中性的な顔立ちをした男性です。
デンジが完全に女性だと勘違いするのも無理はないほど、女性らしさを漂わせています。
過去にマキマの支配の力で、自分を助けてくれた村人全員を殺してしまった過去があります。
アキとは最初こそソリが合わなかったものの、レゼ篇以降は信頼関係を深めるようになりました。
蜘蛛の悪魔・プリンシ
公安対魔特異4課所属のデビルハンターとして登場します。
・能力:ワープ・複数の脚での攻撃
他者を遠い場所に移動させることが可能で、それは地獄でもワープ可能です。
上司であるマキマには、特に従順に付き従う様子が描かれています。
外見は人間のように見えますが、癇癪で人を殺してしまうところはやはり悪魔です。
最期は”闇の悪魔”にバラバラにされましたが、マキマが体を回収しています。
血の悪魔・パワー
魔人であるパワーの本体で、悪魔としての姿です。
・能力:他者の血の操作・他者の血でも武器が作れる
自身の存在が血の数滴になってしまったパワーが、ポチタの血をもらって復活し顕現しました。
十字の瞳と異形の顔、四本の角と腕があり胸から臓物が出ている長身の悪魔です。
悪魔になっても虚言癖や責任転嫁、弱者に強く強者にへつらうところは変わっていません。
未来の悪魔
早川アキが新たに契約している悪魔です。
・能力:未来を見通す・契約者には少し先の未来を見られる力を貸す
公安の地下施設に幽閉されており、木と人間が融合したような姿で脚は1本しかありません。
代償さえ払えば人間に力を貸しますが、それは人間が破滅に向かっていく様を見たいが為です。
アキが未来で「最悪な死に方をする」と知り、アキの右目に住むという比較的軽い代償で契約します。
それは、アキの最悪な死を1番近くで見届けたいからという理由でした。
その後は第2部で、吉田とキガの会話の中で再登場しました。
ノストラダムスの大予言の真偽を調べるために、公安は死刑囚30人と契約させて彼等全員の未来を視てもらったのです。
“未来の悪魔”は「30人中23人が1999年の7月に死ぬ」と予言しました。
アキの死後、自ら大人しく公安に戻ったのは人間の悲惨な未来を見たいからだとされています。
チェンソ―の悪魔・ポチタ
デンジが契約している悪魔です。
大怪我をしていたポチタは幼少期のデンジから血を分けてもらい、お互いが危ない時には助けるという契約を交わしました。
そしてデンジは、ヤクザたちに瀕死の重傷を負わされます。
ポチタはデンジの新たな心臓になり、その結果デンジは「悪魔でも魔人でもない存在」になりました。
“チェンソ―の悪魔”はかつて、地獄で暴れまわり悪魔たちから恐れられた悪魔です。
特に”チェンソ―の悪魔”に食われると、存在そのものが消滅するという点が恐れられていました。
作中では、セラフィム、エンジェル、パワー、ビーム、ガルガリ、ヴァーチェ、プリンシ、ドミニオンが眷属だと判明します。

地獄の悪魔
サンタクロース・公安のデビルハンターたちが契約している悪魔です。
・能力:誰でもルールに関係なく地獄に堕とす
サンタクロースの時に巨大な腕、デビルハンターたちの時は炎を纏った半人半馬という姿で登場。
“地獄の悪魔”を召喚するにあたり、公安のデビルハンター6人が代償として命を差し出しました。
しかしマキマを倒すべくデビルハンターに召喚されるものの、”地獄のヒーローチェンソーマン”に倒されてしまいます。
作中に登場する数多くの悪魔の中でも、恐怖を抱かせる描写が多かったと言われた悪魔です。
闇の悪魔
人形の悪魔を通して”デンジの心臓”を渡したサンタクロースに自身の肉片を渡しています。
・能力:自身の闇の中にいる対象を切る・謎の言語を用いる攻撃・謎のバリアを張る・骨を折る・極限に追い込むプレッシャーを与える・鈴の付いた宝剣
まず、地獄に堕とされた者全員の腕を一瞬で切断しました。
さらにトーリカ、日下部、暴力の魔人、サメの魔人、クァンシ、玉置を瞬殺します。
パワー、ロン、ピンツイは、その様子をただ怯えて見ているしかできませんでした。
しかも、マキマですら苦戦させるほどの強さを見せつけた”闇の悪魔”。
自身が直接手を下さずに対象を殺す、という能力は恐ろしさを感じさせます。
銃の悪魔
多数の銃が融合したような見た目で、多くのデビルハンターが狙っている悪魔です。
・能力:特定の対象を距離や遮蔽物など全て無視して狙い撃ちができる・超高速で自身を移動させその軌道上にある全ての対象や物をなぎ倒す
しかしマキマにより、既に拘束されていることが明かされました。
その”銃の悪魔”の肉片を各国で奪い合いしているという状況だったのです。
しかし”銃の悪魔”を、アメリカの大統領が”支配の悪魔”を討伐するために復活させています。
そんな”銃の悪魔”ですが、悪魔の中にはもっと上がいるという認識を持たれるようになります。
第2部にも登場するものの、母親とされる悪魔に銃右腕鎧(ガンライトガントレット)」に変えられてしまいました。
落下の悪魔
第2部から登場した新たな根源的恐怖の悪魔です。
・能力:重力を操る・対象を落とす・トラウマを刺激する・”落下の悪魔”の固有空間に落とし血肉を悪魔たちに振舞う
アサとヨルが遭遇し、圧倒的な実力差に逃げ出すほどの強さの持ち主です。
人間を地獄に落とし調理して悪魔に振舞うのですが、その料理を残す客は許しません。
“落下の悪魔”のシーンは、宮沢賢治の「注文の多い料理店」が元ネタだとされています。
人の不幸が大好きな、ある意味悪魔らしい悪魔です。
支配の悪魔・マキマ / ナユタ
第1部のラスボスでマキマの正体です。
・能力:自分よりも格下の対象を支配できる
マキマの目的は、「チェンソーマンを使ってより良い世界を作る」ことでした。
“チェンソ―の悪魔”のデンジを公安にスカウトし家族を与え、最後は絶望に叩き落としています。
それにより、デンジとポチタの契約を破棄させようとしますが失敗。
マキマはデンジによって解体・調理されるという衝撃的な最期を迎えました。
しかし中国で新たにナユタとして転生し、岸辺が中国からさらってデンジに託しています。

戦争の悪魔・ヨル
三鷹アサが契約している悪魔です。
・能力:武器を作り出す
自身が触った物を武器名にして唱えることで武器となります。
しかしそれは「自分のもの」という縛りがあります。
人間の場合は、ヨルに好意を寄せていれば武器にできます。
第2部から登場し、当初は全身毛むくじゃらのダルマのような姿をしていました。
“正義の悪魔”により死にかけていたアサに、”戦争の悪魔”が入り込んだのです。
その結果、”正義の悪魔”を瞬殺し死なずにすみました。
そして、アサと共存し様々な出来事を経験することになります。
目的はチェンソーマンを探し、倒す事です。
正義の悪魔
アサのクラス委員長、ユウコ、チェンソーマン教会の男性が契約している悪魔です。
・能力:契約者に、怪物へ変貌する・思考を読み取る能力を与えます。
本体は不明で、学校のどこかに潜んでいるという情報しかありませんでした。
この悪魔は代償を要求しないのですが、思考が読めるというのがポイントだと思われます。
他者の思考すべてが脳内に入ってくるため精神が持たずに壊れてしまうので、代償を求めなくても狂気が手に入るからです。
さらに”正義の悪魔”の正体が、”落下の悪魔”の料理を吐き出して怒らせた悪魔だったことが判明します。
しかも本当は”火の悪魔”だったことも明らかになりました。
火の悪魔
チェンソーマン教会の信者全員と契約している悪魔です。
・能力:契約者が望む姿に変える・契約者が多ければ多いほど強くなる
“正義の悪魔”と言われていたのが、”火の悪魔”の正体でした。
契約者が増えれば増えるほど、契約者と同時に力を増します。
しかし契約者のほとんどが、強大な力を制御できず共倒れしてしまう事態に陥ります。
“火の悪魔”を利用しているのはバルエムで、恐怖の大王殺害を企んでいたのでした。
老いの悪魔
根源的恐怖の悪魔の一体で、闇の悪魔、落下の悪魔に続き3番目に存在が明らかにされました。
・能力:鏡から地上を見る・物体の風化させる、時間停止など時間を操る・自分の作った世界に対象を閉じ込める
生きることに執着せず自分から人間を襲うこともなく、契約を通しているなら公安からの命令にも従います。
“老いの悪魔”が唯一受け入れられないのがデンジで、理由は生理的に無理と語っていました。
しかし1万人の子供の命と引き換えに自身が消滅するなどと言い出すところは、悪魔らしいと言えるでしょう。
詳しく言うと、日本国籍の10歳未満の子供1万人を鏡の前で殺せば無抵抗でチェンソーマンに食われ「老い」の概念をこの世から消してもいいというものでした。
飢餓の悪魔
第2部に登場する悪魔でデビルハンター部に所属しています。
・能力:飢えている対象を自身の駒として使える
「キガちゃん」と呼ぶことを望みますが、正体は”飢餓の悪魔”です。
ユウコをバラバラにしてしまい焦るアサを助け、アサを妹だと言います。
そして自ら”飢餓の悪魔”だとアサにバラしますが、キガの目当てはヨル”戦争の悪魔”でした。
キガは水族館の事件や”落下の悪魔”事件など、ヨルが巻き込まれる事件すべてに関わっています。
さらに、複数の悪魔を使い走りにできるほどの強さがあることも判明しました。

悪魔だけでこんなにいるんだね

魔人一覧

次に、魔人を紹介します。
悪魔が人間に憑依したものが魔人です。
人間の死体を依代にしているので、元々の悪魔よりは弱体化しています。
しかし悪魔の能力はそのまま使用可能ですが、自身の意思で離れることはできません。
魔人である特徴は、頭部を見れば分かります。
どこかが欠損している、角が生えている、頭部そのものがない、他の生物や物体と融合しているなど様々です。
血の魔人・パワー
“血の悪魔”が少女の死体に憑依したのが、血の魔人・パワーです。
・能力:自身の血で武器を作る・他者の血を遠隔操作できる・血を飲むことで回復する
パワーは、虚言壁・わがまま・無責任・自己中などとんでもないキャラとして登場しました。
それでも魔人の中では理性があるため、デビルハンターとして公安に所属しています。
さらにマキマによってデンジとバディとなり、アキの家で3人で生活をすることになります。
パワーは本性を現したマキマによって瞬殺されますが、ポチタに助けられ”血の悪魔”として復活。
デンジを守り切ったものの、今度は”本当の死”を迎えてしまいます。
パワーは「新しい”血の悪魔”として生まれた自分を見つけてまた友達になってくれ」とデンジに伝えて消滅しました。

サメの魔人・ビーム
“サメの悪魔”が、青年の死体に憑依したのがサメの魔人・ビームです。
・能力:地中でも壁でも水中にいるかのように泳げる・短時間なら悪魔の姿にもなれる
鼻の鼻から上の部分がサメの頭と背びれという形状になっています。
パワーが血抜きをしている間、デンジとバディを組むことになりました。
普段は狂暴ですがデンジを崇拝しており、デンジには素直に従います。
戦闘中はデンジを体を張って助けることもあり、頼れるバディとして活躍。
デンジと知り合う前のポチタと面識があるようです。
最期は死にかけながらも、デンジに自身の血を飲ませて復活させました。
そして「どうか蘇って……俺たちの願いを……」と言い、死亡しています。
暴力の魔人・ガルガリ
“暴力の悪魔”が青年の死体に憑依したのが暴力の魔人・ガルガリです。
・能力:体を肥大化させる・強力な蹴り
仮面を常に付けているため素顔は不明で、「仮面は何があっても外すな」と言われています。
理由は、仮面で強すぎる力を抑えているからです。
しかし名前とは裏腹に、暴力を嫌っています。
そんな”暴力の魔人”は、”闇の悪魔”との戦いで仮面を外し素顔を晒しました。
その顔が荒井ヒロカズにそっくりだったため、読者を驚かせました。
“暴力の魔人”が憑依したのは荒井ヒロカズではないか、と言われるものの真相は明かされないまま死亡しています。

ピンツイ
ピンツイは中国からの刺客・クァンシの取り巻きの1人です。
・能力:対象を分析できる
蛇のようなポニーテールを輪っかにしてその穴から対象を覗くことで分析します。
作中では岸辺が契約している悪魔や、支払う代償が尽きていることを見抜いています。
しかし戦闘能力はかなり低く、捕らえられた時も自力で脱出はできませんでした。
最期は”闇の悪魔”に、クァンシと一緒にバラバラにされて死亡しています。
ロン
ピンツイ同様、クァンシの取り巻きの1人です。
・能力:火を吹く
どんな悪魔だったのかについては、判明していません。
ボサボサな髪から角が生えていて、クァンシの取り巻きの中では1番の長身。
無口で、寿司屋では皿を食べるなど知能が低い様子が伺えました。
しかしクァンシには従順で、迷いのない忠誠心を見せています。
さらにアルドの銃弾を避けたりデンジを組み伏せるなど、身体能力は高いと考えられます。
ロンの最期もクァンシ、ピンツイと一緒にバラバラにされて死亡しています。
ツギハギ
ピンツイやロンと同様、クァンシの取り巻きの1人です。
正式な名前は不明で、見た目からツギハギと呼ばれています。
魔人として能力を使った描写がないため、こちらも不明です。
しかし首を刎ねられたクァンシの首を回収し、”弓矢の悪魔”の力を発動させました。
“弓矢の悪魔”の力を発動はクァンシの最終手段と言われており、そのチャンスをツギハギに任せたことになります。
大事なチャンスを任せた=絶対に敵にやられないという能力がある?などの憶測が飛び交いましたが、真相は不明です。
ツギハギというのも、不死を思わせますよね。
宇宙の魔人・コスモ
ピンツイやロン、ツギハギと同様、クァンシの取り巻きの1人です。
・能力:死ぬまでハロウィンのことしか考えられないようにする
悪魔としての名前は不明で、脳と右目が飛び出しています。
若い女性の死体に憑依したと考えられます。
「ハロウィン」と言うのが口癖で、挨拶のようにしょっちゅう口にするキャラです。
恐ろしいことに「相手に宇宙の情報を強制的に『理解』させる」ことができます。
サンタクロースはこの能力で本当にハロウィンのことしか考えられなくなってしまいました。

謎が多いキャラばかりだね
武器人間・ウェポンズ一覧

最後に、武器人間・ウェポンズを紹介します。
まず武器人間とは、人間でも悪魔でも魔人でもない者です。
悪魔の心臓を譲渡または移植された人間が、魔人ではなく悪魔に変身する能力を手に入れた形となります。
武器人間と呼ばれているのは、まだ正式な名称がないからです。
特徴は変身するためのトリガーとなる物が体のどこかに付いていて、変身する時はそのトリガーを操作します。
デンジの胸のスターターロープなどがトリガーです。
ウェポンズとは、デンジのように悪魔に変身できる武器人間などが集まるコミュニティを指します。
チェンソーマンを崇める「チェンソ―マン教会」の幹部は、ほぼウェポンズです。
チェンソ―の悪魔・デンジ
ポチタと融合したことで誕生したのがチェンソ―の悪魔・デンジです。
・能力:チェンソ―を自在に操る・常人離れした身体能力・刃を高速回転して対象を切り刻む
「血をあげる代わりに自分が危ない時は助けてくれ」という契約をしたことで、デンジはポチタと融合しチェンソーの悪魔の力を手に入れました。
変身すると頭部と両手がチェンソーに変わり、凄まじい斬撃力で敵を薙ぎ倒す無敵のダークヒーローになります。
チェンソーマンの力は”チェンソーの悪魔”とほぼ同じで、彼に食われると「この世から存在が消滅する」と恐れられているほどです。

刀の悪魔・サムライソード
ヤクザの孫が”刀の悪魔”と融合したことで誕生したのが刀の悪魔・サムライソードです。
・能力:高速の居合切り
物語冒頭でデンジを嵌めてデンジに殺されたヤクザの孫で、沢渡アカネによって”刀の悪魔”の心臓を移植しました。
極悪非道なヤクザでも家族は大切にしていたようで、孫は一方的にデンジを恨んでいます。
そして、沢渡と公安特異課襲撃事件を企て実行しデンジと戦闘。
1度は勝ったものの、岸辺の特訓で強くなったデンジに真っ二つにされ敗北しました。
その後本性を現したマキマに支配、洗脳され公安退魔特異5課の一員として再登場しています。
マキマが利用したいと考えるほどの、戦闘能力があったからだと考えられます。
爆弾の悪魔・レゼ
レゼが”爆弾の悪魔”と融合したことで誕生したのが爆弾の悪魔・レゼです。
・自分の体を部分的に爆弾にして爆発させて攻撃する・高速移動
天涯孤独だったレゼは、ソ連軍に人体実験の材料と見なされ国家に尽くす戦士として育てられました。
そのため”爆弾の悪魔”との融合も、自身の意志ではなく人体実験の結果と推測されていますが詳細は不明です。
あの暴力の魔人ですら、敵わないと1度撤退したほどの強さを有しています。
“台風の悪魔”とコンビを組んだことで戦いを有利にしますが、アキは”未来の悪魔”の力で互角に戦ってみせました。
最終的にデンジが一緒に海に飛び込んだため、爆弾が使えず敗北します。
そしてデンジを駆け落ちをしようと決めますが、マキマと”天使の悪魔”によって殺されました。
弓矢の悪魔・クァンシ
サンタクロースに首を切り落とされたクァンシの右目眼窩から、ツギハギが矢を引き抜いて登場しました。
・能力:驚異的なスピード・人形を簡単に貫通するほどの威力を持つ矢を無数に放つ
刺々しい体に左右の腕、頭が弓矢のようになっていてクァンシの面影は全くありません。
デンジと共闘しサンタクロースと戦った際には、デンジを上手く誘導し戦う気にさせています。
しかし戦いが終わるとまたデンジとは敵対関係に戻り、そこに現れたマキマとの実力差を感じ取り降参しました。
そしてマキマに、魔人達を生かしてくれるなら何でもすると懇願しますが失敗に終わります。
クァンシは生き残った魔人2人と一緒に、首を落とされ死亡しました。
その後サムライソードと同様にマキマに支配、洗脳され公安退魔特異5課の一員として再登場しています。

ソードマン・須郷ミリ
須郷ミリ(すごう ミリ)が”長剣の悪魔”と融合したことで誕生したのがソードマン・須郷ミリです。
壮絶な幼少期だったようで、初登場した時にはマキマに操られていました。
しかしマキマがデンジに倒されたことで自身の意思を取り戻し、デンジに尊敬と感謝の念を抱くようになります。
その後はチェンソーマン協会の使者としてデンジの前に現れ、、「協会に入るかどうかも大事だけどお前と友達になりたい」と打ち明けています。
ところが、バルエムの口車に乗せられてしまいデンジが暮らすアパートに放火したミリ。
大切なペットたちを焼き殺されて呆然とするデンジに、”死の悪魔”を倒すために必要なことだったと語っています。
しかもチェンソ―の悪魔となったデンジと戦うことになるも、全く歯が立ちませんでした。

珍しい存在なんだって
悪魔・魔人・武器人間・ウェポンズの強さランキング

悪魔・魔人・武器人間・ウェポンズを紹介したので、強さランキングも調べてみました。
・10位:弓矢の悪魔 / クァンシ
・9位:地獄の悪魔
・8位:人形の悪魔
・7位:落下の悪魔
・6位:銃の悪魔
・5位:デンジ / チェンソ―の悪魔
・4位:マキマ / 支配の悪魔
・3位:老いの悪魔
・2位:闇の悪魔
・1位:死の悪魔
圧倒的に”死の悪魔”が強いという意見が多かったです。
しかしそれぞれが独自の能力を持っており、強さの違いや使い方は多岐に渡っています。
死の悪魔や闇の悪魔などは存在が恐怖そのもので、戦いを拒否したくなることから上位になりました。
あとは肉弾戦タイプ、精神的な部分を狙うタイプなどがランクインしています。
またそれぞれのキャラの背景にある、力や強さだけではない物語における役割も大きいでしょう。

死の悪魔は確かに怖いよね…
まとめ
今回は悪魔・魔人・武器人間・ウェポンズについてわかりやすく解説しましたが、いかがだったでしょうか。
強いものから微妙なものまで、たくさんの悪魔や魔人が登場していたことに驚きました。
まだまだ衝撃の展開が続きそうなチェンソーマンから、目が離せませんね。
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