マキマは死亡?能力や正体・目的についてわかりやすく解説【チェンソーマン】

マキマは死亡?能力や正体・目的についてわかりやすく解説【チェンソーマン】

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マキマは『チェンソーマン』に登場する、謎の多いキャラです。

公安対魔特異4課のリーダーで、落ち着いた物腰ながらたまに見せる凄みが印象的な女性。

主人公・デンジに、「”銃の悪魔”を倒したら何でも言うことを1つ聞いてあげる」と約束しています。

得体の知れないキャラだよね

この記事では、マキマの能力や正体・目的について調査していきます。

チェンソーマンアニメキャラ「マキマ」とは?

マキマは死亡?能力や正体・目的についてわかりやすく解説【チェンソーマン】
引用:チェンソーマンアニメ公式

マキマといえば、ぐるぐると円を描いている瞳と長い赤髪を思い浮かべるのではないでしょうか。

デンジや早川アキからは好意を持たれている反面、岸辺や姫野からは警戒されパワーからは恐れられています。

自身の目的を果たすためなら手段は選ばず、他者の命ですら利用する非道な一面も。

マキマのプロフィール・特徴

項目詳細
名前マキマ
身長不明
年齢不明
誕生日不明
所属内閣官房長官直属・公安対魔特異4課
好きなもの人間と犬
声優楠木ともり
正体支配の悪魔

声がとても可愛いんだよね

マキマの初登場は「TVアニメ1期の第1話」※漫画では1巻の第1話

マキマの初登場のシーンは、デンジが”ゾンビの悪魔”を倒した直後です。

凄惨な現場を見ても平然としており、血まみれのチェンソーマン(デンジ)に普通に話しかけました。

公安のデビルハンターだと名乗り、デンジを公安のデビルハンターにスカウトします。

しかしスカウトとは言っても「悪魔として殺される」か「人として飼われるか」のどちらかしかないと言うマキマ。

「飼うならエサはちゃんとあげる」と言われ、デンジは「飼われる」方を選択しました。

マキマの目的は?何がしたかった

マキマは死亡?能力や正体・目的についてわかりやすく解説【チェンソーマン】
引用:チェンソーマンアニメ公式

マキマの部下として公安のデビルハンターになったデンジを、マキマは上手く手懐けます。

貧しく孤独な生活を送っていたデンジは、マキマの美しさと優しさにあっさり陥落したのです。

さらにデンジの「女性と行為をしたい」という願望を上手く利用し、自分の思い通りに操っています。

そんなマキマの目的や、何がしたかったのかについて調べてみました。

より良い世界を作ること

マキマの目的はチェンソーマンを使って「より良い世界を作ること」でした。

世界から死や戦争、飢餓などを全て無くしたかったのです。

これだけ見れば、人類を救う良い考えだと思われるでしょう。

しかし、その目的を果たすために取ったマキマのやり方は残酷なものでした。

マキマはデンジに、「おいしいエサ」をちらつかせて”銃の悪魔”を倒して欲しいとお願いします。

実は”銃の悪魔”を倒す目的のために、チェンソーマン(デンジ)を利用しているのです。

チェンソーマンに食べられた悪魔は、その名前も存在も消えてしまいます。

マキマはその能力を使って、「死・戦争・飢餓」を無くし「より良い世界を作りたい」と考えていたのでした。

デンジとポチタの契約の破棄

マキマが自身の目的を果たすためには、デンジとポチタの契約の破棄が必要でした。

デンジとポチタの契約とは、「デンジがポチタの心臓を貰う代わりにデンジが普通の暮らしをポチタに見せる」というもの。

この「普通の暮らし」を、マキマはデンジに経験させました。

デンジとアキ、パワーの3人を同居させて「家族と過ごす幸せや楽しさを感じさせる暮らし」を与えたのです。

孤独だったデンジに幸せを与えて、少しずつその幸せを残酷な方法で奪ったマキマ。

まずは、アキが”銃の魔人”になるよう仕向けてデンジに倒させました。

次にデンジに協力させて、パワーを目の前で殺害したのです。

とどめに、デンジが自身の父親を殺害したという事実を教えました。

これによりデンジは生きる気力を無くすものの、結果は失敗に終わっています。

契約破棄の失敗の原因は、マキマがデンジとポチタの関係を甘く見ていたからでしょう。

そのため「ポチタが心臓をあげたのは利害によるものじゃなく大好きなデンジを死なせたくないから」という事実を見抜けなかったのです。

実はデンジがポチタと出会った時にポチタが大怪我をしていたのは、マキマと戦ったせいでした。

しかしデンジと融合したチェンソーマンは弱いとマキマは幻滅しています。

そこで、強いチェンソーマンにするためにポチタを引き離したかったのかもしれません。

マキマを敵に回したらヤバそう

マキマの能力

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引用:チェンソーマン公式

『チェンソーマン』には、様々な能力を持った悪魔や魔人が登場します。

マキマも公安退魔特異4課のリーダを務めるほどなので、何かしらの能力があると考えられます。

実際に作中では、能力を使ったと思われるシーンが描かれているんです。

その能力を使える理由は、マキマの正体にありました。

支配の悪魔

デンジが好意を寄せていたマキマの正体は”支配の悪魔”でした。

“支配の悪魔”の能力を使うには、「マキマが自分より格下だと認識している相手」という条件があります。

命令された相手は、マキマに逆らうことができずその命令に従ってしまうのです。

実はマキマの正体が判明する前から、マキマが「命令です」と言っていたことに気付いていたでしょうか?

マキマの正体について、こういった伏線が張られていたのです。

さらに彼女の支配の力は、意思を奪った人物が契約していた悪魔も支配することができます。

人間だけではなく、悪魔や魔人も操れるという恐ろしい力を持っていたのです。

マキマの能力は他にもある

マキマの他の能力の1つ目は「圧死させる能力」です。

デンジたちが襲われた際に、京都にいたマキマが遠隔で使っています。

敵を圧死させるには「標高が高い神社で行う」「生きた人間を生贄にする(今回は終身刑以上の囚人)」「圧死させたい人間の名前を言わせる」という条件を満たす必要があるようです。

この圧死させる能力により、デンジたちを襲った人間は何かに捻りつぶされるかのように死んでいます。

「標高の高い神社」というのは、他者を見下ろした位置が必要だったからだと推測できます。

マキマの他の能力の2つ目は「動物を使った盗聴」です。

マキマはネズミなど下等な生き物を操り、盗聴することができます。

デンジがマキマに「どんなエサが食べられるのか」と聞いた際に、「食パンにバターとジャムを・・・」と言いました。

これは、デンジとポチタの会話を盗聴していたから出てきた言葉だと考えられます。

さらにマキマは「田舎のネズミが好き」というセリフを言っています。

このセリフは、デンジとレゼが話していた「都会のネズミと田舎のネズミ」を指しているとしか思えないのです。

パワーがマキマを怖がるのも納得

マキマの印象深い名言・エピソード

マキマは死亡?能力や正体・目的についてわかりやすく解説【チェンソーマン】
引用:チェンソーマンアニメ公式

マキマはいつも淡々と話すキャラで、大声を上げたり人を罵倒するようなことはありません。

しかし、それが逆に怖さや不気味さを表していると言われています。

特にデンジと会話している時の、マキマの裏の顔を一切見せない様子がゾっとします。

  • キミの選択肢は2つ 悪魔として私に殺されるか 人として私に飼われるか
  • 必要な悪というのは常に国家が首輪をつけて支配しているものです
  • デンジ君の目が見えなくなっても、私の噛む力で私だってわかるくらいに覚えて
  • とりあえずファースト間接キスはチュッパチャップスのコーラ味だね
  • ここにいる皆さんの、父や母、おばあちゃん、おじいちゃん、兄弟、姉妹、恋人、奥さんの目です
  • 死体が喋っている
  • これは命令です、契約するといいなさい
  • ぱん(マキマがパワーを殺した時のセリフ)
  • デンジ君のお父さん、自殺したんじゃなくてキミが殺したんでしょ?
  • 助けてチェンソーマン
  • 私はチェンソーマンを使ってより良い世界を作りたいのです
  • うん、勝てる気がしない
  • 私はあなたに26回殺されてきました。それなのになぜ私を食べないのですか?

怖い名言が多いよね・・・

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マキマは死亡したかどうかについての考察

マキマは死亡?能力や正体・目的についてわかりやすく解説【チェンソーマン】
引用:チェンソーマンアニメ公式

マキマは「死んだの?」と思わせるような場面が何度かあります。

しかし先述した通り、マキマは内閣総理大臣との契約があるので簡単には死にません。

そのため「絶対に死なない」と思われていたマキマですが、「公安編」の最後で死んでいるのです。

マキマはどうやって死んだのか、誰が殺したのかについて詳しく解説します。

デンジの手によって死亡

公安対魔特異課は岸辺をリーダーにして、密かにマキマ討伐に動いていました。

マキマ討伐にあたって、サンタクロースが契約していた”地獄の悪魔”を召喚します。

さすがのマキマも、”地獄の悪魔”には勝てないだろうと考えたからです。

マキマは慌てることなく、チェンソーマンに助けを求めます。

マキマに呼ばれて現れたチェンソーマンは”地獄の悪魔”をあっさり倒したものの、地獄に落ちてしまいます。

岸辺に「自分はチェンソーマンのファンだ」とマキマが語っている間に、地獄から戻ってきたチェンソーマン。

そしてチェンソーマンは自分に助けを求めた人間も殺してしまうため、マキマを殺そうとするのです。

こうなることを分かっていたマキマは、レゼやクァンシ、サムライソードたちを向かわせます。

チェンソーマンをヒーローに仕立て上げて弱体化させているので、勝てると信じていました。

そのため、自分はチェンソーマンに体術で戦いを挑んだのです。

そしてデンジから心臓(ポチタ)を取り出すことに成功し、喜ぶマキマ。

ところが、背後からマキマは斬りつけられてしまいます。

実はマキマは「デンジの心臓からもぎ取られたポチタ」と戦っていたのです。

さらにマキマを斬ったチェンソーは、パワーの血で作られたものでした。

“血の悪魔”であるパワーのおかげで、マキマは傷を早く治せません。

その結果、マキマは物理的にデンジに食われることになりました。

新幹線で撃たれたのに死んでいない

マキマは、京都に出張に行くために新幹線に乗っていた際に襲撃を受けて頭を撃ち抜かれています。

ところが銃撃を受けて死んだはずのマキマが、襲撃犯を倒しているのです。

そして京都に着いたマキマは、出迎えた黒瀬や天童に襲撃を報告しました。

自身の服に付いた血は「返り血」だと説明していますが、 頭を撃たれた時の血です。

なぜ撃たれたはずなのに死んでいないのか説明がないまま、ストーリーは進んでいきます。

マキマが、本当は恐ろしい存在なのではないかと感じさせる場面です。

何回死んでも死なない理由

先述しましたが、マキマたちは新幹線で銃撃されています。

他の公安の人間と同じように確実に撃たれたはずなのに、マキマだけは生きていました。

その理由は、内閣総理大臣とある契約をしていたからです。

それは「マキマへの攻撃は全て、ランダムに日本国民の誰かの事故や病気に変換されるという契約でした。

たとえマキマが死んだとしても、日本国民が何も知らずに身代わりになっているのです。

そのため、マキマは何度死んでも生き返る仕組みになっています。

アメリカの大統領がマキマの存在を懸念していたのは、”支配の悪魔な上に”不死身だったからでしょう。

復活の可能性はない

マキマは復活の可能性はないと考えられます。

何をしても、日本国民が身代わりになってしまうので普通に殺すのは無理だとデンジは判断しました。

そこで、「マキマを食べる」という選択をしたデンジ。

チェンソーマンに食べられた悪魔は名前も存在も消えるので、食べれば復活はしないと考えたからです。

さらにデンジはやっぱりマキマが大好きだったので、マキマの罪を一緒に背負うことにしました。

マキマを攻撃するのではなく、一緒に罪を背負うという形なら内閣総理大臣との契約には該当しません。

そこでデンジはマキマの体を、チェンソーでバラバラにしてタッパーに入れて冷蔵庫で保存し調理することにしたのです。

実際にマキマ自身は復活していませんが「ナユタ」として転生し、第2部に登場しています。

まさかマキマを食べちゃうなんて・・・

マキマに関するよくある疑問・共感ポイント

マキマは死亡?能力や正体・目的についてわかりやすく解説【チェンソーマン】
引用:チェンソーマンアニメ公式

マキマは、最初からデンジを狙っていたとは感じさせない言動をしていました。

盲目的にマキマに好意を寄せていたアキですら、自身の目的のために利用する非道な一面はゾっとさせるほどです

最期は、ポチタを手に入れたという油断からデンジにとどめを刺されてしまったマキマ。

ここでは、マキマに関するよくある疑問や共感ポイントを紹介します。

マキマ(支配の悪魔)の元ネタは?

マキマの正体である”支配の悪魔”は、ヨハネの黙示録の第一の騎士だとされています。

『新約聖書』の最後の聖典『ヨハネの黙示録』に登場する第一の騎士のことです。

『ヨハネの黙示録』第6章第2節に描かれており、第一の封印が解かれた時に登場します。

頭には冠を被り弓を持ち白馬に乗って、勝利の上の勝利(支配)を得るという役目があります。

さらに『ヨハネの黙示録』の第二の騎士が”戦争の悪魔”、第三の騎士が”飢餓の悪魔”、第四の騎士が”死の悪魔”も同様に元ネタではないかとされています。

マキマの名前の由来は?

マキマの名前の由来は、「ママ」です。

これは、原作者の藤本タツキ氏が公式に名言しています。

中学の時に考えていた、漫画『星の息吹』のキャラクターから取ったんだそうです。

そしてチェンソーは木を切る道具で、マキマの名前の「キ」を切ると「ママ」になります。

デンジがマキマに抱いていたのは恋愛感情ではなく、母に求める愛だったと伝わる話にしたかったとも語っています。

孤独な人生だったデンジが母親を求める姿は、切なさを感じさせるのではないでしょうか。

マキマ定食とは?

デンジが、マキマと1つになればいいと考えて作った料理が「マキマ定食」です。

マキマを素材に様々な料理を作り、全て完食したデンジ。

「マキマさんってこんな味か」と言うデンジが描かれています。

【メニュー一覧】

・生姜焼き
・カツ
・鍋
・肉だけカレー
・ハンバーグ
・寿司
・ナゲット
・モツ味噌煮込み
・肉団子
・マジ闇鍋
・刺身
・ステーキ
・肉まん
・ヤバジュース

「マキマは復活しなかった」というセリフから、デンジの考え方は正しかったと考えられます。

SNSでは、ご飯と生姜焼き、みそ汁を作って「#マキマ定食」という投稿が多く見られました。

メニューいっぱいだね

まとめ

今回はマキマは死亡するのか能力や正体・目的についてわかりやすく解説しましたが、いかがだったでしょうか。

チェンソーマンの心臓を手に入れるために、多くの犠牲を出すことも厭わなかったマキマ。

その最期は衝撃的なものでしたが、「ナユタ」として転生しています。

まだ完結していないチェンソーマンの今後が楽しみですね。

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