庵歌姫の術式や能力・名言についてわかりやすく解説【呪術廻戦】

庵歌姫（いおり うたひめ）は『呪術廻戦』に登場する呪術高専京都校の教師で、準一級の呪術師です。

歌姫の術式や五条悟との関係性などファンの間でも注目されています。

本記事では、庵歌姫の能力やエピソード等について詳しく解説していきます。

呪術廻戦アニメキャラ「庵歌姫」とは？

引用元：呪術廻戦公式

庵歌姫のプロフィール・特徴

歌姫は巫女装束、顔に刻まれた傷が印象的なキャラクターです。巫女装束は彼女の儀式的な術式とリンクしており、威厳や神秘的な雰囲気を強調しています。

さらに顔の傷や寡黙な態度も相まって、ファンからは謎めいたキャラクターとして認知されています。

顔の傷はどうしたんだろう…

庵歌姫の目的

庵歌姫の目的は、呪術高専の京都校で教師として若い術師を育成することや、呪術界の平和を守ることです。彼女は若手術師たちの成長を見守りつつ、サポート役として後方支援を行う術式を使用し、仲間の呪力を増幅する役割を果たしています。

京都校の指導者である歌姫は、実力が高いだけでなく、生徒の成長や安全を最優先に考える面が強調されており、特に厳しい場面でも生徒のためを思っての行動が感じられます。生徒からもとても好かれている教師です。

五条悟との関係

庵歌姫と五条悟の関係は、長年の知り合いで歌姫が先輩にあたります。五条から冗談交じりにいじり倒されてきたことや、彼の軽薄さや自信過剰なところを割とマジで嫌っており、冷たく辛辣な態度を取る場面が多々あります。

五条は歌姫の態度を気にせず親しげに接するため、二人の掛け合いはコミカルで、ファンからも人気です。

一方で、五条がいざとなれば頼りになる仲間であることは認識しており、五条から内通者の捜査協力を引き受けるなど、同じ呪術師として一定の信頼関係はあります。

あのイケメンを蔑ろにする歌姫先輩！

家入硝子との関係

庵歌姫と家入硝子は同世代の女性キャラクターで、共に呪術高専に所属する仲間です。硝子は癒術師としての役割を担い、普段は冷静で落ち着いた性格ですが、二人が会話するシーンでは互いの関係性からリラックスしたやり取りが見られます。

硝子が学生時代から喫煙していたことを心配して、歌姫は彼女に禁煙を促していましたが、硝子は特に気に留めない様子でした。歌姫の生真面目な性格が表れており、友人として硝子の健康を気遣っていることがわかります

こっちはかわいい後輩だね！

庵歌姫の来歴

引用元：呪術廻戦公式

TVアニメ初登場は京都姉妹校交流会

庵歌姫のTVアニメ初登場は、第1期14話「京都姉妹校交流会編」です。このエピソードでは、呪術高専の京都校と東京校が対抗戦を行うために集結し、歌姫は京都校の引率者として登場します。

交流会では、彼女が五条悟に対して冷淡な態度を示しつつも、京都校の生徒たちをしっかりとサポートする姿が描かれ、彼女の指導者としての立ち位置や独自の術式が注目されました。また、彼女が五条悟を嫌う理由が垣間見えるシーンもあり、ファンからも関心を集めています​。

野球大会では誰よりも熱がこもってたね！

渋谷事変での活躍

「渋谷事変」で歌姫は京都校の生徒たちを引き連れ、少し遅れて現場に駆け付けます。

後述する歌姫の術式は後方支援に特化しているものですが、羂索（けんさく）と戦う京都校の三輪霞ら学生を守るため前線にでてくる場面もあります。その後、術式を発動するための準備に入りますが、即座に使用できないため、渋谷事変では発動できませんでした。

羂索と裏梅の攻撃によって絶体絶命の危機に直面しますが、その後、特級術師の九十九由基が駆けつけ、事なきを得ることができました。

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人外魔境新宿決戦での活躍

人外魔境新宿決戦において、歌姫は楽巌寺嘉伸と共に五条悟のサポート役として重要な役割を果たしました。歌姫は自らの術式「単独禁区」を使用し、味方である五条悟の呪力を増幅させることで、戦いを後方支援します。

この術式により、五条は両面宿儺との激しい戦闘で最大限の力を発揮できました。歌姫のサポートによって、五条は虚式『茈』を繰り出し、宿儺に対して有効なダメージを与えることができました。

開幕戦のサポート！

庵歌姫の術式・能力

引用元：呪術廻戦公式

術式は単独禁区（ソロソロキンク）

庵歌姫の術式「単独禁区（ソロソロキンク）」は、仲間の呪力を増幅する支援型能力で、戦闘の後方支援に特化しています。この術式は、範囲内にいる歌姫本人を含む任意の術師の呪力総量・出力を一時的に引き上げ、攻撃力や防御力の底上げを図ることで、強敵との戦いを有利に進めるための重要なサポート役として機能します。

通常、呪術師は呪詞、掌印、舞、楽など術式を用いるための構成要素を、いかに省略するかによって術師の腕が決まります。しかし歌姫はあえて「引き算」をせずに全てを実演し、儀式として昇華させることで、120％の効果を引き出します。

これにより時間がかかるものの、その効果は強力で、五条悟などの強力な術師の力を最大限に引き出す場面も見られました。

ちなみに術式名の元ネタは、中森明菜さんの歌「禁区」とされ、歌詞のフレーズ「そろそろ禁区」から着想を得たと言われています

領域展開は使えない

庵歌姫は「領域展開」を使えない、または使わないキャラクターとして描かれています。彼女の術式「単独禁区」は支援・バフ効果に特化しており、攻撃や防御に優れた領域展開とは異なるため、領域展開のような直接的な戦闘力はありません。

また、「領域展開」は高い呪術エネルギーと技術を要するため、支援型である歌姫には不向きな技術とされています​

一部の呪術師は必ずしも領域展開を習得しているわけではなく、それぞれの術師が持つ固有の能力や特性に応じた戦闘スタイルを取っているため、歌姫もサポートに徹する独自の役割を担っていると考えられます

術式でサポートしてるんだね！

庵歌姫の印象深いセリフ・エピソード

基本的に冷静で落ち着いた性格で、仲間たちに対する思いやりがあふれていますが、時に熱い一面が垣間見え、ファンからも愛される要因の一つとなっています。

• はーい内輪で喧嘩しない まったくこの子らは
• ルール知らないなら先に言いなさい！！
• 加茂ォ！！振んなきゃ当たんねぇぞ！！
• 硝子！！あんたはあの2人みたいになっちゃ駄目よ！！
• 不問よ 本人が死んでるんだもの
• 仕方ねーでしょ！！

一方、ストレスの素である五条悟に対しては冷たく、歌姫らしい一面として印象的です。

• 私の！！方が！！先輩なんだよ！！
• で あの馬鹿は？
• 別にキレてないけど
• 五条、余計なことは言うな
• 泣いてねぇよ！！敬語！！
• オフの日にアンタと長話したくないのよね

さすが歌姫先輩！五条には辛辣！

庵歌姫についての考察

庵歌姫の顔の傷は？

庵歌姫の顔にある傷について、公式にはっきりとした説明はされていません。そのため、ファンの間では彼女が過去の戦闘や任務で負ったものではないかと推測されています。歌姫は呪術師として数多くの危険な場面に直面しているため、傷はその過酷な経験を象徴しているとも言われています。

また、この傷は彼女の冷静で生真面目な性格や覚悟を示すものとしても注目されており、キャラクターに深みを与えています。

庵歌姫の私服がださい？

庵歌姫が私服のオーバーオール姿で登場した際、ファンの間で「ダサい」と話題になりました。

服装自体に問題があるようには見えませんでしたが、キャラクターのイメージに合っていないことや、服が年齢に合っていないと感じられる点から「ダサい」と思われているようです。

一方、このオーバーオールスタイルは、普段の巫女装束とは異なるカジュアルさがあり、彼女のユニークな面を表現しており、ファンの間でも「親しみやすい」「面白い」と好意的にも受け入れられています。

趣味はカラオケ、お酒が大好き？

庵歌姫は京都校の教師として厳格な指導を行う一方、プライベートではお酒やカラオケを楽しむ人間味あふれるキャラクターです。

酒好きであることは作中でも描かれており、カラオケでは熱唱する姿が想像されるなど、意外な趣味嗜好が垣間見えます。これらの要素は、歌姫がただの厳しい教師でなく、親しみやすい人柄であることを物語っています。

いいストレス発散になるね！

まとめ

庵歌姫は、呪術廻戦に登場する京都校の教師で、冷静で生真面目な性格が特徴です。

彼女の術式「単独禁区」は支援型であり、派手な戦闘には向かないものの、後輩たちをサポートする役割を果たします。五条悟との関係は複雑で、信頼しながらも時に衝突します。人外魔境新宿決戦などでは、重要なサポート役として活躍し、仲間への気配りが際立っています。

私服のセンスには賛否がありますが、コミカルな親しみやすいキャラクターで作品の中でも視聴者からの支持を集めるポイントとなっています。