禪院真希の能力・名言についてわかりやすく解説【呪術廻戦】

禪院真希の能力・名言についてわかりやすく解説【呪術廻戦】

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禪院真希は『呪術廻戦』に登場するキャラクターの1人で、禪院真衣の双子の姉でもあります。

気の強い性格で、出会った頃の乙骨憂太にはキツく当たっていました。

そんな真希は生まれつき呪力がなかったせいで「禪院家の落ちこぼれ」と言われながら育ちます。

そのため幼少期は、辛い思いをすることが多かったようです。

そういった経緯から呪術師になって名を上げて、禪院家を見返してやると考えています。

この記事では、禪院真希の能力やエピソードについて詳しく解説します。

呪術廻戦アニメキャラ「禪院真希」とは?

引用:呪術廻戦公式サイト

作中で禪院真希がかけている眼鏡は呪霊を視認するための特殊なモノで、戦う際には呪力の篭った武器、呪具を使います。

颯爽と刀を使いこなす姿は、ファンの間でもかっこいいと言われるほどです。

少々口が悪く五条悟を「バカ目隠し」などと言ったりして、乙骨をビビらせていました。

しかし姉として育ったせいか、面倒見の良い一面も見せることもあるんです。

禪院真希のプロフィール・特徴

項目詳細
名前禪院 真希 (ぜんいんまき)
身長170cmくらい
年齢16歳
誕生日2002年1月20日
階級四級呪術師
声優小松未可子
術式扱えない
役割パンダや狗巻棘と共闘する

頼れる姉御だよね

禪院真希の目的

禪院真希には実力をつけて一級術師になり、禪院家を見返して当主になるという目的があります。

名門と言われる禪院家に生まれたものの、落ちこぼれ扱いされてきたことに納得がいかないのかもしれません。

私は性格が悪いからと言いつつ、一級術師になって実家に戻り吠え面かかせてやると乙骨に語っています。

楽しそうに話してはいますが呪力がない以上、簡単に一級術師にはなれないと分かっているのでしょう。

日々の鍛錬を欠かさず、様々な呪霊に立ち向かう姿は決意の固さを伺わせます。

禪院真希の来歴

禪院真希は、呪術界の御三家と呼ばれる五条家と加茂家と並ぶ禪院家に生まれました。

禪院家は「術師にあらずんば人に非ず」という考え方が根付いている家系です。

真希が生まれつき呪力がないのは天与呪縛の影響で、術式も使えません。

そのため真希は「落ちこぼれ」だと言われて育ちます。

そんな禪院家を見返そうと、呪術高専に入学した真希。

肩書きは四級術師ですが、二級呪霊程度なら倒せる実力があります。

真希の階級が上がらないのは、禪院家が邪魔をしているからです。

初登場は「TVアニメ1期の第5話」※漫画では2巻の第10話

禪院真希の初登場は雨後、伏黒恵と釘崎野薔薇が虎杖悠仁の死を知った時のシーンです。

2人の前に「いつにも増して辛気臭い」「お通夜かよ」などと軽口を叩きながら現れました。

そんな真希に慌てたパンダと犬巻棘が止めに入り、虎杖の死を教えています。

早く言えとキレていますが、真希の登場で落ち込んだ雰囲気が一気に変わりました。

このシーンは、釘崎が初めて上級生に会うシーンでもあります。

渋谷事変での活躍

禪院真希は渋谷事変で、陀艮(だごん)と漏瑚(ろこ)と対峙しました。

2体とも特級呪霊で、陀艮は水を漏瑚は炎を扱います。

真希は七海健人の指示で、一般人の保護に当たることになりました。

そして虎杖や伏黒と一緒に陀艮と戦いますが、水の能力に苦戦します。

しかし真希は屠坐魔を使い水流を切り裂いて、七海や直毘人たちと陀艮を追い詰める事に成功。

最後は伏黒恵が陀艮を祓っています。

しかし真希は漏瑚に屠坐魔を炎で溶かされた上に、上半身を焼かれ死亡説が浮上しました。

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死滅回遊に禪院真希は登場する?

漏瑚に焼き殺されたかに見えましたが、禪院真希は生きていました。

真希は死滅回遊に入る前に、実家である禪院家に呪具を取りに行きます。

武器庫に向かった真希は、実の父親である禪院扇に殺されかけている真依を見て激怒。

詳しくは後述しますが、真希は怒りに任せて禪院家を壊滅状態に陥らせてしまいます。

そして真希が禪院家を壊滅させたことで、事態が変わります。

五条家と加茂家の間で話し合いが持たれ、禪院家の除名が提案されたのです。

そのため禪院家は御三家から外され、真希と禪院家の確執は終わりを迎えました。

そして真希は死滅回遊に参加して、加茂憲紀と合流します。

最終的に、両面宿儺と戦う事が分かっています。

禪院家はマジでヤバかった

禪院真希の術式・能力

引用:呪術廻戦公式

真希は呪力を持っていないので、術式は持っていません。

それどころか、自力では呪霊が見えないというハンデがあります。

そこで呪霊を感知できる眼鏡をかけているのです。

しかし呪具を使わせれば、学年でもトップクラスの実力者。

主に短刀や大刀、暗器を用いて戦います。

さらに中国拳法をマスターしている上に、合気道など様々な格闘術も使えます。

天与呪縛(てんよじゅばく) / フィジカルギフテッド

呪術師として生まれた人たちの中で、誕生した際に強大な力を手に入れる代わりに何かを強制的に犠牲にする「縛り」を天与呪縛といいます。

術師が自ら自身に課す縛りとは違い、持って生まれたものなので本人に「力」の選択権はありません。

しかも、生まれた後で解除する事は不可能とされています。

禪院真希の場合は弾丸を素手で受け止めるなど、凄まじい身体能力を手に入れました。

釈魂刀のレプリカ

真依が構築術式で自身の命を犠牲にして作った呪具です。

鍔の部分にファーのような装飾があります。

この刀は伏黒甚爾が使っていた、釈魂刀のレプリカです。

術式効果も全く同じで、あらゆる物の硬度を無かったことにして魂を切り裂きます。

特級呪物の可能性があると言われている呪具です。

眼鏡

呪霊が見えない真希には、必要なアイテムです。

他の呪術師の呪力を使って、呪具にしています。

「だっせぇ眼鏡」と言っていますが、真希には必要不可欠なもの。

しかし『呪術廻戦0』の際に夏油との戦いで壊れてしまい、新しい物に変えています。

屠坐魔(とざま)

短刀のような形で刀身には2つ穴が開いており、柄の部分は布のようなものが巻き付いています。

元々は真希のものでしたが、真希から借りた五条悟が虎杖に勝手に貸し出した挙句壊しました。

しかし虎杖は真希に「屠坐魔どうした」と聞かれるも、「壊した」と言えず五条のせいにしています。

大刀

薙刀のような長柄武器で、真希に所有権があった呪具の1つです。

作中で真希が1番使っている呪具で、呪具化されているのは刀身だけなので柄が折れても問題ありません。

自分の身体の一部であるかのように、颯爽と使いこなしています。

真希は気に入っていたようですが、渋谷事変編で陀艮と戦った際に紛失してしまいました。

遊雲(ゆううん)

特級呪具の1つで、形状は三節棍(さんせつこん)です。

特級呪具の中で、術式効果を唯一持っていません。

そのため特級呪具クラスの呪力を内部に秘めている事から、使用者によって殺傷力と破壊力に差が出るという特徴があります。

フィジカルギフテッドの真希が使うと、特級呪霊相手でも大きなダメージを与える事が可能です。

その遊雲は渋谷事変で突然陀艮戦に乱入してきた伏黒甚爾に奪われた挙句、変形させられその後どこにあるのか分からなくなりました。

黒刀

伏黒が所有しており、姉妹校交流戦に乱入してきた花御との戦いで使用しました。

伏黒がよく使う刀で、黒い影のような見た目をしています。

普段は伏黒の術式、十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)で影の中に収納されている武器です。

真希に呪具の持ち歩きを相談している時に、十種影法術を思いつく描写が描かれていました。

暗器(あんき)

これは呪具なのか不明な道具です。

太もものベルトに隠していて、苦無(くない)のように投げて使います。

姉妹校の交流戦で三輪霞との戦った際に、囮にして使用。

真希の実力を甘くみていた三輪は、暗器に翻弄されていました。

竜骨

刃で受けた呪力と衝撃を溜めて、使用者の意図に応じて峰から噴出させます。

組屋鞣造(くみやじゅうぞう)が作った呪具で、彼いわく最高傑作。

天元の協力で真希が、組屋鞣造がいたアトリエで見つけました。

148話で真希が扇との戦いで使用しましたが、力及ばず敗北しました。

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三輪の刀

姉妹校の交流戦で三輪と戦った際に、真希が簡単に奪っています。

対戦相手に刀を奪われるという失態に、呆然としていた三輪が印象的なシーンです。

刀は三輪の呪力で呪具になりつつありましたが、真希が花御と戦い真っ二つにしました。

折れた刀を見つけた三輪は、おそらく真希が折ったのだろうと予測しています。

呪具の扱いは見事だよね

禪院真希の印象深い名言・エピソード

引用:呪術廻戦公式

禪院真希の言葉は、まっすぐなものが多い印象があります。

自分を厳しく律する真希らしい名言や、エピソードを紹介します。

  • 私は性格悪ぃかんな 一級術師として出戻って家の連中に吠え面かかせてやるんだ
  • 私が禪院家当主になる
  • まだ私じゃダメなんだよ 私じゃ真依の居場所を作ってやれない
  • 乙骨お前マジで何しにきたんだ呪術高専によ!何がしたい!何が欲しい!何を叶えたい!
  • 呪いを祓って祓って祓いまくれ!自信も他人もその後からついてくんだよ!
  • おーし殺す!ワシントン条約とか関係ねぇからな!
  • 喚くな覚えとけ 呪いってのはな弱い奴ほどよく群れる

禪院真希の覚醒についての考察

作中で禪院真希が覚醒する事が判明しました。

ここでは呪力を持たない真希に何があったのか、覚醒のきっかけなどを解説していきます。

父親である扇に命を狙われた

禪院真希が覚醒したのは、原作17巻149話です。

真希は死滅回游に行く前に、実家の忌庫にある呪具を回収しようと考えました。

禪院家の当主になった伏黒という存在が盾となり、呪具の回収がしやすくなったからです。

しかし真希が目にしたのは、父親と血まみれの真依の姿でした。

禪院家は現当主になった伏黒と、さらに真希と真依を「渋谷事変を起こした五条悟の復活に関わった」として殺害するつもりだったのです。

これは勢力争いの一環で、計画を考えたのは父親である扇でした。

禪院家のためなら、実の娘でも簡単に殺害するという扇の非道さが露見しています。

真依の姿を見て激高した真希は扇に斬りかかりますが、全く相手にならず敗北。

扇はボロボロになった2人を、呪霊がいる懲罰部屋に置き去りにして出て行ってしまいました。

思いがけない扇の行動が、真希の覚醒のきっかけになったと考えられます。

真依の死で覚醒した

懲罰部屋で先に動いたのは真依でした。

そして真希が生きている事を確認すると、真依は真希に顔を近づけます。

すると真依の意識が真希の中に入り、2人は精神世界で色々な話をしました。

本当は双子の姉妹として仲良くしたかったんだろうな、と思わせる切ないシーンです。

真依は「1つだけ約束して。全部壊して、お姉ちゃん」と言い、息を引き取りました。

真希は意識を取り戻し、刀を握りしめている事に気付いたのです。

それは命が消える前に真依が、自身の呪力を振り絞って作った刀でした。

真希は大好きだった真依の死がきっかけで、天与呪縛の才を覚醒。

覚醒した真希は、今まで以上の凄まじい身体能力を得ることになりました。

妹の死は辛かったよね・・・

二度目の覚醒

禪院真希は、2回覚醒しています。

真希は天与呪縛・フィジカルギフテッドを手に入れたものの、呪霊化した禪院直哉との戦いの中で伏黒甚爾レベルにはなっていないと痛感。

そんな真希の元に突然相撲好きの受肉体・三代六十四(みよろくじゅうし)と、名もなき剣豪の受肉体である大道鋼が現れます。

この2人のおかげで真希は、成長するために必要な「気づき」を与えられたのです。

そして今まで眼鏡無しでは見えなかったものが見えるようになって、釈魂刀のレプリカの真の力を発揮できるほどの成長を遂げます。

2度目の覚醒を果たした真希は、虎杖たちにとって「最高の戦力の1人」に数えられる人材になりました。

禪院真希に関するよくある疑問・共感ポイント

禪院真希の再登場はいつ?

禪院真希は漏瑚に焼かれて死亡説が上がっていましたが、17巻144話「あの場所」で再登場を果たします。

真希は漏瑚に焼かれたら普通の呪術師なら間違いなく死んでいる、と言われるほどの火傷を負いました。

そんな状況でも死ななかったのは、天与呪縛の特性で真希の身体が護られたからだったのです。

乙骨憂太と九十九由基の「天与呪縛で肉体強度が常人では考えられないほど強化されたから」という会話から判明しました。

しかし火傷は反転術式でも治せないため、顔に火傷の跡は残ったままとなっています。

再登場のシーンははカッコよかった!

禪院真希と乙骨憂太は付き合う?

禪院真希と乙骨憂太は『呪術廻戦0』で、出会いました。

最初はオドオドしている乙骨に対して、かなり厳しい言動をしていた真希。

しかし時間と共に、少しずつ打ち解けていく様子が描かれるようになります。

そんな2人を、パンダもくっつけたがっているように見えるんですよね。

ただ今は、そんな甘い雰囲気を出している状況ではありません。

スピンオフで2人の恋愛が見たい、という声が上がっているのでそこに期待したいところです。

この2人は気になってるファンも多いよね

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禪院真希はかっこいい?

禪院真希はかっこいいという声が多く見られます。

  • 「落ちこぼれ」と言われ続ける境遇にもへこたれない生き方がかっこいい。
  • 呪具を使いこなす姿がかっこいい。
  • 禪院家の嫌がらせにも負けずに努力を続ける真希がかっこいい。
  • 釘崎が尊敬するのも納得のかっこよさがある。
  • 「禪院家を見返す」と言い切る言動がかっこいい

真希の心の強さが、2度の覚醒のチャンスを掴んだと考えても良さそうです。

たまに見せる乙女な顔も可愛いよね

まとめ

今回は禪院真希について解説しましたが、いかがだったでしょうか。

とっつきにくそうに見えて、意外と面倒見の良さを発揮する頼れる姉御。

今後も真依と共に、呪霊と戦っていくのでしょう。

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