「乙骨憂太」の術式や能力・名言についてわかりやすく解説【呪術廻戦】

乙骨憂太 能力・名言についてわかりやすく解説

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乙骨憂太(おっこつゆうた)は、『呪術廻戦』の劇場版である『呪術廻戦0』に主人公として登場しました。

その後はアニメ「呪術廻戦」の第2期の最終話「渋谷事変 閉門」で登場しています。

呪霊から少女を助けただけではなく、虎杖悠仁の抹殺を宣言してファンを驚かせました。

本記事では、乙骨憂太の能力や印象深い名言・エピソードについて詳しく解説していきます。

いじめられっ子だったんだよね

乙骨憂太とは?能力や名言について

乙骨憂太や能力・名言についてわかりやすく解説
引用:呪術廻戦公式

乙骨憂太は東京都立呪術高等専門学校の2年生で、等級は特級呪術師です。

入学した頃の乙骨は里香が特級過呪怨霊になったのは自分のせいだと思い込み、死を選ぼうとしていました。

しかし高専に入学してパンダたちと触れ合うようになってからは、少しずつ前向きになっていきます。

特に禪院真希(ぜんいんまき)が、乙骨に心を開いているシーンは印象的です。

そしてリカの力を使い、夏油傑を倒すまでに成長してみせました。

乙骨憂太のプロフィール・特徴

項目詳細
名前乙骨憂太
身長1年時170cm半ば→2年生170cm後半(伏黒恵より高い)
年齢17歳
誕生日2001年3月7日
階級特級呪術師(特級被呪者)→四級呪術師→特級呪術師
声優緒方恵美
術式リカ/術式の模倣(コピー)
役割リカの解呪

乙骨憂太は髪の色や体型が伏黒恵と被っている点が多いので、瞳を大きく描くなどの工夫がされています。

物語が進むにつれて周囲と打ち解けた事もあり、明るい性格に変わっていく様子も描かれるようになりました。

さらに乙骨だけ制服の上着の色が白いのは、乙骨が問題児だと分かりやすくするためだそうです。

特に狗巻棘は乙骨を気にかけてたみたい

そんな乙骨憂太について知っていくと、呪術廻戦がもっと面白くなりますよ。

乙骨憂太の目的

乙骨憂太の最大の目的は、リカの呪いを解くことです

里香が死後特級呪霊になったのは、乙骨が呪いをかけたからだとされていました。

自分の目の前で里香が死ぬという事実を、乙骨が受け入れられなかったからです。

その結果、リカは死んだ後で特級呪霊として乙骨に取り憑きます。

しかし自分が願ったとは言え、乙骨にとってその存在が大きな負担となってしまうことに。

そこで乙骨は高専で、リカを解呪するために呪いを解く方法を探すことを目的としたのでした。

乙骨憂太の来歴

乙骨の両親は呪術師ではなく、先祖返りをしたことで呪術師の力が発現したと考えられます。

そんな乙骨は幼馴染の祈本里香(おりもとりか)と結婚の約束をするほど、仲が良い関係でした。

しかし里香が交通事故で命を落とし、さらに特級呪霊となってしまった事で人生の転機を迎えます。

そんな乙骨が東京都立呪術高等専門学校に入学し、五条悟と出会ったことで目的を見つけました。

仲間との絆を深め共に実力をつけた乙骨は、リカの呪いを解くために奮闘します。

狗巻棘の任務に一緒に行ったり、パンダや真希との訓練を通して学べたことも多かったようです。

初登場は「TVアニメ1期の第6話」※漫画では呪術廻戦0巻

乙骨憂太は五条が楽巌寺学長に、自身と並ぶ呪術師になるだろうという人物を語ったシーンで初登場。

五条が挙げたのは虎杖、乙骨、東堂の3人で、その際に数秒間だけ登場します。

乙骨が虎杖と東堂と同じレベルと考えるということは、相当な実力を身に着けたと考えても良いでしょう。

さらに五条は、特に優秀なのは3年秤金次と2年の乙骨とも言いました。

五条と並ぶには相当な努力が必要ですが、五条が期待するほどまでに成長したという事が伺えます。

呪術回線0での活躍

乙骨憂太は『呪術回線0』では主役です。

作中では乙骨憂太が持つ特異な能力や過去、成長が描かれました。

乙骨憂太と里香の関係を知る事で、物語の全貌がより見えてくると思います。

まず乙骨は呪術高専に入学し、訓練を通して仲間との絆を深めていきます。

パンダたちは初めてリカの存在を知り、驚きつつも受け入れているのは高専の生徒らしいところです。

次にクライマックスで、夏油傑との壮絶な戦いを繰り広げました。

とどめを刺したのは五条ですが、乙骨も完膚なきまでに叩きのめしています。

最後に里香の解放という活躍を見せて、見ている人を感動させました。

夏油が強すぎてハラハラしたよ

祈本里香の解呪

乙骨憂太の一番の望みで、目的としていたのが祈本里香の解呪です。

物語冒頭で乙骨に嫌がらせをしていたクラスメイトが、リカに襲われ大ケガをします。

この件で乙骨は死刑宣告を受けることになり、乙骨もその決定を受け入れていました。

しかし乙骨の死刑に反対だった五条の元で呪術を学び、祈本里香の解呪を目指すことを決意。

そしてリカを手に入れようと画策していた夏油と戦い、その後リカの解呪に成功します。

夏油を倒す為に、リカと一緒に死ぬことまで考えていた乙骨の想いには圧倒されました。

乙骨憂太の術式・能力

乙骨憂太や能力・名言についてわかりやすく解説
引用:呪術廻戦公式

ここでは乙骨憂太の術式・能力について紹介します。

乙骨は祈本里香を通じて強力な呪術を使うことが可能です。

特に「反転術式」や「呪力放出」は、他の呪術師にも引けを取らないほどの実力を誇っています。

そして戦闘においても圧倒的な力を発揮するので、心強い味方と言っても過言ではありません。

そんな乙骨の術式・能力は以下の通りです。

術式の模倣(コピー)

乙骨は特異な呪力を持っており、特にリカとの強い絆が特徴的です。

そんな乙骨が能力を使用するには、術式の模倣(コピー)が重要な要素となります。

その結果、他人の術式を模倣する能力を使えるようになった乙骨。

これを自身の戦闘スタイルに組み込んで戦うことで、夏油とも互角に戦えるまでに成長しました。

呪言(狗巻棘)

呪言とは言葉に呪力を込めるものでそれを聞いた対象は、強制的な行動や状態を引き起こされるという厄介な術式です。

狗巻家はこの術式を家伝のものとして扱うことが可能で、狗巻棘も継承しています。

乙骨はリカから渡された狗巻家の呪印が入ったスピーカーを使い、たった一言で魑魅魍魎を倒しました。

しかし夏油には効果がなく、手強い相手だと思い知らされています。

式神術(ドルゥヴ・ラクダワラ)

ドルゥヴ・ラクダワラは式神術を使う呪術師で、自立する2種類の式神を使役できます。

二度目の受肉、宿老(しゅくろう)、倭国大乱で列島制圧を単独でやっけのけたなどの経歴を持っています。

そしてその式神の軌跡を自身の領域にすることが可能です。

乙骨は式神の軌跡に入った者を切り刻むという、恐ろしい術式をコピーして戦いました。

強力な呪術師でしたが、乙骨により討伐されています。

空を操る術式(烏鷺亨子)

烏鷺亨子の術式は「空」を操れるという能力です。

「空」や「空間」を「面」として捉えて「空間」を自由自在に伸ばしたり掴むことができます。

さらに術式を使って空中に浮いたり「空間」の後ろに隠れたりという事もできる模様。

そのため遠距離からの攻撃に対しては、無敵に近いと言われるほど防御に適した術式でもあります。

さらに捉えた相手ごと面を割ってその衝撃で吹き飛ばす術式、宇守羅彈(うすらび)も使用可能です。

邪去侮の梯子(来栖華/天使)

あらゆる術式を消滅させてしまうある意味チートと言っても良い高等な術式。

「光よ」から始まる詠唱の後で空に十字架の魔法陣と六芒星が現れ、その直後に大きな光の柱が降り注ぐというものです。

この術式で五条を獄門疆(ごくもんきょう)から解放し、さらに両面宿儺にもかなりのダメージを与えています。

そして乙骨憂太は人外魔境新宿決戦でこの術式をコピーし、両面宿儺に最大出力でぶつけるという事もやってのけました。

G戦杖(シャルル・ベルナール)

詳しい発動条件は不明ですが、条件を満たすと対象の少し先の動きを見ることが可能な能力。

ペン先で相手に傷を追わせ血を吸わせることで秤相手の1秒先の動きが読めます。

シャルルは血をインクと見立てており、吸収する血の量が増えるとさらに先の未来が見えるようになるのです。

シャルルが採血に使ったのは大きなGペンで、乙骨は刀で採血するという違いがあります

反転術式

負の力の呪力を掛け合わせ、正の呪力を作り出して傷を回復するという希少技術です。

さらに乙骨は反転術式使いの中でも稀な技術と言われる、他者へのアウトプットが可能。

作中でアウトプットができるのは家入硝子と慮面宿儺のみです。

そのアウトプットができるようになったため、戦闘中は常に自己回復が行えるようになりました。

さらに負の呪力の塊とされる呪霊に、正の呪力をアウトプットして問答無用で祓う事もできます。

領域展開:真贋相愛(しんがんそうあい)

掌印は仏教の神で夜叉の一種ともいわれる天女茶吉尼天の印です。

建物の骨組みに見える残骸と結ばれた巨大な水引、さらに無数の刀が突き刺さっている景色が広がる領域を展開します。

発動される効果は無制限の術式模倣で、領域が続いていればリカとリンクしなくても術式の模倣(コピー)が可能です。

さらに術式を模倣し包蔵(ストック)している術式から1つ選び、それを領域に必中術式として付与できます。

こういった理由から乙骨は、本来なら1つしか使えない必中術式を複数扱うことができるのです。

乙骨憂太の印象深いセリフ・エピソード

乙骨は高専に入学してから環境が変わったことで、最初の印象と比べるとかなり変わりました。

また仲間思いで、仲間を傷つけられた時は本気で怒っておりその表情は迫力があります。

仲間に本心を打ち明けられるようになってからのセリフも印象深いです。

特に真希とのやりとりがいいんだよね

  • 生きてていいって、自信が欲しいんだ
  • 僕は真希さんみたいになりたい、強くまっすぐ生きたいんだ
  • 蝶よりも、花よりも丁重に扱え
  • 一緒に逝こう?
  • 失礼だな、純愛だよ

乙骨憂太についての考察

乙骨憂太のフィギュア

乙骨が高専に入学するきっかけは、祈本里香が特級呪霊になったからです。

五条の計らいで死刑を免れ呪術師として成長していく乙骨の姿は、多くの共感を呼んでいます。

そして里香との2度目の別れを乗り越えて、呪術師として今後も活躍するという決意を伺わせました。

別れ際にリカがわずかながら能力を残してくれた事も明かされたので、さらに優秀な呪術師になると思われます。

乙骨憂太に関するよくある疑問・共感ポイント

乙骨憂太はかっこいい?

乙骨がかっこいいという意見をまとめてみました。

純愛を貫いてるところがかっこいいかも

  • 呪術高専に入学しまだ1年生にもかかわらず既に特級呪術師になっていた
  • 禪院家の落ちこぼれと言われてきた真希を救うようなセリフをサラっと言う
  • 狗巻やパンダ、真希を傷つけた夏油に本気で怒っているところ
  • リカと一緒に夏油と戦うシーンは圧巻だった
  • リカに「愛してる、一緒に逝こう」と言ってキスをするシーンがかっこいい

乙骨憂太の声優は?

乙骨憂太の声優は緒方恵美(おがためぐみ)さんです。

新世紀エヴァンゲリオン / 碇シンジや、BLEACH 千年血戦篇 / ティア・ハリベルなど数多くの作品に出演されています。

乙骨憂太はリカを成仏させたの??

リカの力を狙う夏油と直接対決した際に、乙骨は自身の命と引き換えにリカの呪力制限を解除します。

そして夏油を退けることに成功し、醜い呪霊の姿だったリカが11歳の頃の姿の里香になりました。

藤原道真の血を引く乙骨が死んだ里香に無意識に呪いをかけてしまい、この世に呪霊として留めていたのです。

その事実を知り自分を責める乙骨に「この6年が生きてる時より幸せだった」と伝えてリカは成仏しました。

まとめ

本記事では、乙骨憂太の能力や印象深い名言・エピソードについて詳しく解説しました。

『呪術廻戦0』では主人公として登場し、リカと共に戦い成長を遂げた乙骨。

そんな乙骨憂太が、アニメ第三期で活躍する姿を見られるのが楽しみですね。

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