伏黒津美紀は死亡?正体や死因についてわかりやすく解説【呪術廻戦】

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伏黒津美紀は、『呪術廻戦』の物語に大きな影響を与えた人物です。

彼女が死亡したのか、それともまだ生きているのか、そして彼女の死因や正体について、疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。

津美紀は伏黒恵の義理の姉で、幼い頃から優しく正義感が強い性格の持ち主です。

弟の恵を常に気遣い、彼の心の支えとなっていました。

物語の序盤、彼女は虎杖悠仁らが通う仙台の高校に在籍しており、呪いに襲われる被害に遭います。

この事件がきっかけで彼女は呪術高専から派遣された恵によって救出されましたが、呪いをかけられたことで眠りにつくことに。

本記事では、伏黒津美紀の正体や死因についてわかりやすく解説します。

呪術廻戦アニメキャラ「伏黒津美紀」とは?

伏黒津美紀は、呪術とは無縁の一般人です。

小学1年の時に恵の父親である禪院甚爾(伏黒甚爾)と津美紀の母親が再婚したことで、2人は家族になりました。

しかし、両親は突然蒸発してしまい、恵と2人きりで生活を送ることになります。

優しく、清廉な人柄の持ち主で、恵は「疑う余地のない善人」と考えています。

彼女の「誰かを呪う暇があったら大切な人のことを考えていたい」という言葉は、恵の呪術師としての考え方に大きな影響を与えていました。

津美紀の存在を恵は虎杖や釘崎野薔薇には話しておらず、任務で訪れた母校で姉の存在を明かします。

津美紀が呪われたのは恵が中3の頃なので、少なくとも中学校は普通に卒業したと考えても良さそうです。

葵

弟思いの姉だよね

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伏黒津美紀のプロフィール・特徴

項目詳細
名前伏黒津美紀 (ふしぐろつみき)
家族伏黒恵
声優早見沙織(はやみさおり)
能力呪術師ではない一般人

伏黒津美紀の来歴

津美紀が小学生のとき、津美紀の母親と恵の父親である禪院甚爾が再婚したことで2人は義理の姉弟となりました。

しかし、両親はその後まもなくして蒸発。津美紀と恵は2人きりで生活することに。

この不安定な生活の中で、津美紀は恵にとって唯一の家族であり、心の支えでした。

彼女は非常に優しく正義感が強い性格で、弟の恵を常に気遣っていました。

津美紀は原因不明の呪いにかかり昏睡状態に陥ったという出来事は、恵が呪術師として生きることを決意する大きなきっかけとなりました。

その後、津美紀は羂索によって「死滅回游」のプレイヤーにされてしまい、呪術師としての才能を開花させます。

しかし、彼女の肉体は1000年前の術師「万(よろず)」に乗っ取られていました。

津美紀の肉体を乗っ取った万は、受肉した両面宿儺に歪んだ愛情を抱いており、宿儺との戦いを求めます。

最終的には、宿儺との戦いで万は敗北しました。

津美紀は登場シーンこそ少ないものの、その存在は物語の根幹に関わる重要な役割を担っています。

初登場は「TVアニメ1期の第5話」※漫画では7巻の第64話

アニメ第1期第5話、漫画7巻の第64話「呪胎戴天-弐-」、恵の回想シーンで登場しました。

宿儺と対峙している時に、一瞬だけ津美紀がどんな人なのかが描かれています。

「誰よりも幸せになるべき人だった」はずの津美紀が呪われた、と恵が回想したことで姉の存在が明かされました。

伏黒津美紀はいつ呪われた?

恵は、津美紀の呪いは八十八橋の呪霊だと考えていました。

津美紀が中3のときに、友人に頼まれ気乗りしないまま肝試しに参加したせいだと思ったのです。

ところがその原因となった呪霊を祓っても津美紀は目を覚ましませんでした。

そして、渋谷事変が佳境を迎えたとき、津美紀に呪いをかけたのが夏油傑の体を乗っ取って動いていた羂索だったと判明します。

津美紀が呪われたのは少年院での事件が起こる少し前、2018年10月31日です。

彼女が呪いの標的になったのは、渋谷事変のきっかけとなる「帳」が下りた場所のひとつ、大宮ソニックシティ。

特級呪物「死滅回游」に選ばれた人間を呪う、ある種のマーキングをされたことが原因です。

この呪いは、津美紀だけではなく、日本各地で多くの一般人が呪われ、その後起こる渋谷事変とその後の「死滅回游」の伏線となっています。

羂索は、日本の呪術界を揺るがす壮大な計画を企てており、その計画の一環として、強大な術師を殺し合わせる呪術版バトルロワイヤル「死滅回游」を開催しようとしていました。

その準備として、彼は日本各地で複数の一般人に「呪いのマーキング」を施します。

これは、非術師を呪術師として強制的に覚醒させ、「死滅回游」に参加させるためのもので、津美紀もその一人として選ばれてしまったのです。

この呪いによって、津美紀は眠ったまま目覚めない状態になり、伏黒恵は姉を救うためにこの呪いの解き方を探すことになります。

しかし、姉を救うという恵の願いは羂索の思惑によって利用され、「死滅回游」へと巻き込まれてしまうのでした。

死滅回游編での出来事

「死滅回遊」は、羂索が日本全土を巻き込んで始めた大規模な呪術儀式です。

この儀式の目的は、日本中の非術師を呪力に目覚めさせ、新たな呪霊を生み出すことで、最終的に日本を「呪霊の楽園」にするつもりでした。

そんな羂索の術式によって呪いの対象とされ眠りについていた津美紀。

姉の呪いを解くため、弟の恵は死滅回游に参加します。

死滅回游のルールには、「泳者(プレイヤー)の追加」という項目があり、恵は姉を救うため、このルールを利用して津美紀をゲームから離脱させようと計画したのです。

しかし、津美紀は呪いが解けた後も、プレイヤーとして死滅回游に縛られたままで、プレイヤーの一人としてエントリーされていました。

彼女がプレイヤーになったのは自らの意思ではなく、「受肉」によって他者の魂が彼女の肉体に宿ったためです。

津美紀は、受肉の器として利用されただけであり、彼女自身の意識や行動はほとんど描かれていません。

彼女が死滅回遊でプレイヤーとして存在していたのは、万の行動を可能にするための前提に過ぎませんでした。

最終的に、万の死とともに津美紀は悲劇的な最期を迎えることになります。

葵

悲惨な運命を辿ってしまうんだね

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伏黒津美紀の印象深い名言・エピソード

伏黒津美紀は、弟思いの優しい女性です。

「死滅回遊」に巻き込まれてしまうという悲劇に見舞われるのが、理不尽とすら思わせるほどの善人でもあります。

そんな津美紀の印象深い名言・エピソードを万のものも含めて紹介します。

  • 誰かを呪う暇があったら大切な人のことを考えていたいの (津美紀)
  • 人を許せないのは悪いことじゃないよ、それも恵の優しさでしょ? (津美紀)
  • もう喧嘩しないって言ったよね? (津美紀)
  • あ、ごめん、中身が出るとは… (津美紀)
  • 行きたくないけど心配だからついて行くよ (津美紀)
  • 戦う場所は好きに選びたいじゃない (万)
  • あなたのお姉さんよ!! 伏黒恵!! (万)
  • 生きていたらあなたは私に何をくれる? (万)
  • まだまだ教えてあげるわよ 愛を! (万)
  • まさか……宿儺が……? 知っているの!? 愛を!? (万)
  • あなたを殺すのは私なんだから!! (万)
  • ありえない……『真球』を破壊するなんて…… (万)
  • これあなたに 私だと思って後生大事に使ってね (万)
  • 絶対的な強者 それゆえの孤独 あなたに愛を教えるのは (万)

優しく穏やかな津美紀と、万に受肉された津美紀のギャップにぞっとします。

登場シーンは少ないものの、良い姉だったことが分かるセリフが印象的です。

葵

まさか受肉されるなんて…

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伏黒津美紀についての考察

伏黒津美紀と万の関係は?

津美紀は、呪力も持たない一般人だと言われています。

ごく普通の学生として生きて来た人物です。

しかし、渋谷事変の後に始まった呪術儀式「死滅回遊」で、プレイヤーの一人としてエントリーされた津美紀。

これは彼女の意思ではなく、羂索が仕掛けた術式によるものでした。

実は万は津美紀の記憶をたどり、周囲の情報を集めていたことが判明しています。

津美紀はその強大な呪術の器として選ばれ、彼女の肉体には平安時代の術師の魂が宿ってしまったのです。

津美紀の肉体に受肉した術師の正体は、万という強力な術師でした。

万は、かつて宿儺に愛を抱いていた人物で、その呪力と術式は宿儺が認めるほど。

彼女は、宿儺に会いたいという強い執着から現代に受肉する道を選び、津美紀の肉体は万の魂が宿るための「器」として利用されたのです。

この受肉によって、津美紀自身の意識は体の奥深くに閉じ込められてしまいました。

伏黒津美紀の死因は?

津美紀を器に復活し、ついに万は憧れの存在である宿儺と再会を果たします。

しかし、宿儺は万の愛に応えるどころか彼女を敵として認識し戦いを仕掛けるのです。

この戦いは、恵の肉体を乗っ取った宿儺と、津美紀の肉体に受肉した万の間で繰り広げられました。

万は宿儺の強大な力によって敗北し、命を落とします。

宿儺は恵の乗っ取りを考えており、そのために恵が最も大切にしている姉を万ごと亡き者にすることを考えたのです。

その結果、津美紀は万の死とともに肉体ごと消滅してしまいました。

つまり、伏黒津美紀は、万が宿儺に敗北した際にその肉体ごと失われたというのが直接的な死因です。

精神的な死は、万に受肉された時点で津美紀自身の自我は失われていたことを表しています。

肉体的な死は、万が宿儺との戦いに敗れたことで、津美紀の肉体も消滅したことを示しました。

最後まで自らの意思で行動することはなく呪術儀式と強者たちの戦いに巻き込まれ、犠牲となる悲しい結末を迎えた津美紀。

万の独りよがりな受肉によって、津美紀の人生は一変しました。

本来なら呪術とは無縁の穏やかな生活を送るはずだった彼女は、死滅回遊に巻き込まれ、その短い生涯を終えることになったのです。

葵

呪術師じゃないのに利用されたんだよね

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伏黒津美紀に関するよくある疑問・共感ポイント

伏黒津美紀は天使(エンジェル)?

ファンの間で津美紀は天使ではないかという考察がされていました。

しかし、物語が進むにつれて別物だと判明しています。

ではなぜ津美紀が天使ではないかと言われていたのでしょうか。

津美紀が天使ではないかという考察は、作中での彼女の扱われ方や、原作者である芥見下々先生の過去の発言から生まれました。

死滅回遊のプレイヤーは、受肉によって千年前の術師が宿った者と、呪物を与えられた術師に分けられます。

津美紀は受肉した側の人間ですが、その肉体に宿った人物が「天使(エンジェル)」ではないかと考えられていました。

しかし、後に「天使」は来栖華の肉体に宿った術師であることが判明し、津美紀の肉体に宿ったのは万だと判明します。

さらに、芥見下々先生は、過去のインタビューで「天使を描きたい」と発言したことがありました。

この発言が、ファンの間で「天使」の存在に対する期待を高め、物語の鍵を握る重要なキャラクターとして、津美紀がその役割を担うのではないかという考察につながりました。

津美紀は恵にとって重要な人物でありながら、長らく物語の本筋に深く関わっていませんでした。

このことから、彼女の存在が物語の核心に触れる伏線であると多くのファンが考えていたのです。

津美紀が「天使」ではないかという考察は作中の伏線や作者の発言から生まれたものでしたが、最終的には物語の展開によって否定されました。

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伏黒津美紀の母親について

母親は、伏黒甚爾の元妻であり、恵の母親ではありません。

甚爾とお互い連れ子同士で再婚したため、津美紀と恵は血のつながりがない姉弟です。

物語が始まって以降、彼女の存在は言及されることがなく、現在どうしているのか、どのような人物だったのかは謎に包まれています。

分かっているのは甚爾と結婚したあと、失踪したということです。

津美紀が母親に関して言及しているシーンもなく、ビジュアルすら公開されていない謎に包まれた人物としか分かっていません。

失踪した理由は甚爾を探しているのか、甚爾が失踪したことで自分も子供から逃げたのかすら謎のままです。

津美紀の母親が謎だらけなのは、もう登場しないからなのか、大きな伏線があるのかなどの理由があるのかもしれません。

伏黒津美紀を演じた声優は?

伏黒津美紀を演じたのは、早見沙織さんです。

プロフィール

生年月日: 1991年5月29日

出身地: 東京都

血液型: AB型

身長:164cm

事務所:アイムエンタープライズ

代表作

  • 神々の悪戯(草薙結衣)
  • 四月は君の嘘(井川絵見)
  • ワンパンマン(地獄のフブキ)
  • 甘々と稲妻(飯田小鳥)
  • BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS (うずまきヒマワリ)
  • 賭ケグルイ(蛇喰夢子)
  • 鬼滅の刃(胡蝶しのぶ)
  • 魔入りました!入間くん(アザゼル・アメリ)
  • ソマリと森の神様(ウゾイ)
  • 月が導く異世界道中(エマ)
  • うる星やつら 2022(おユキ)
  • SPY×FAMILY(ヨル・フォージャー)
  • ダンジョン飯(ファリン・人魚)
  • SAKAMOTO DAYS(大佛)ほか

早見沙織さんは、透明感のある優しい声から、クールで凛としたキャラクター、さらには個性的なキャラクターまで、幅広い役柄を演じ分けています。

キャラクターの感情を繊細に表現する演技力が高く評価されており、「心が浄化される」「リアリティがある」といった声も多く聞かれます。

葵

綺麗な声に癒される声優さんだよね

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まとめ

今回は伏黒津美紀の解説をしてきましたが、いかがだったでしょうか。

誰にでも優しく思いやりがあり、恵にとって精神的な支えとなる存在として描かれています。

しかし津美紀は最後まで彼女自身の意思で行動することはなく、万の器として利用され悲劇的な結末を迎えました。

津美紀の存在があったからこそ恵は呪術師として、そして人間として成長できたと言えるでしょう。

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