日下部篤也の能力・名言についてわかりやすく解説【呪術廻戦】

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日下部篤也(くさかべ あつや)は『呪術廻戦』に登場するキャラクターの1人で、東京都立呪術高専の1級術師です。

派手さこそないものの、地に足のついたキャラクターであり、術式に頼らない実力派の術師としての魅力が光ります。シン・陰流を極めた戦闘スタイルや、彼独特の視点からの発言がファンの間で愛されています。

本記事では、日下部の能力やエピソード等について詳しく解説していきます。

呪術廻戦アニメキャラ「日下部篤也」とは?

引用元:呪術廻戦公式

日下部篤也はアニメ「呪術廻戦」に登場する東京都立呪術高等専門学校の教師で1級術師です。術式を持たない珍しい術師ながら、「シン・陰流」という剣術を極め、「抜刀」などの技を駆使した戦闘スタイルが特徴です。現実主義的な性格で命を重視しつつ、危険な戦いを避ける姿勢が見られます。

日下部篤也のプロフィール・特徴

項目詳細
名前日下部篤也(くさかべ あつや)
身長非公開
年齢非公開
誕生日非公開
階級1級術師
声優三木眞一郎
術式なし(剣術「シン・陰流」の使い手)
役割呪術高専教師(2年担任)

日下部は黒髪を後ろにまとめたシンプルな髪型が目立ちます。ロングコートをはおりハードボイルドな風貌をが特徴的です。基本的にめんどくさがりやで、覇気がなく気だるけな印象です。

戦闘狂や使命感で突き進むキャラクターが多い中で、日下部のような慎重な性格は物語のバランスを保つ役割を果たしています。また、彼の愚痴や内心の葛藤はコミカルな要素としても楽しめます。

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日下部篤也の目的

日下部篤也の目的は「命を守ること」を最優先に置き、呪術師として無駄なリスクを避けながら責務を果たすことです。保身的で現実的な性格を持つ彼は、呪術師という危険な職業に対して独自のスタンスを持ち、無謀な戦いを避けることで自他の生存率を高めています。

一方、教師として後進を育成する立場にもあり、学生たちに無用な死を避けるための知識や判断力を伝えることを重視しています。この合理的で慎重な行動方針が、物語における日下部の役割を際立たせています。

日下部篤也の来歴

引用元:呪術廻戦公式

初登場は劇場版「劇場版 呪術廻戦 0」

日下部篤也の初登場シーンは、劇場版『呪術廻戦0』です。作品内では、特級呪霊・夏油傑が引き起こした百鬼夜行事件に対応する術師の一人として登場します。この劇場版で、日下部の落ち着いた態度や実力派の一面が描かれ、後の本編につながるキャラクターとして印象を残しています。

テレビアニメでは渋谷事変から登場します。

渋谷事変での活躍

渋谷事変において、日下部篤也は「日下部班」としてパンダとともに渋谷駅新南口で待機していました。ここでは彼の「死にたくないから戦闘に参加したくない」という正直な気持ちが描かれており、特級呪霊や五条悟を封印した一派との戦闘をのらりくらりかわし時間を潰そうとしていました。

日下部は自身の生存本能を優先する態度を見せながらも、戦いの局面では学生たちを守る頼りになる一面もあり、彼の人間味あふれるキャラクターが印象的です。

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パンダの逃亡を助ける

渋谷事変後に、夜蛾を誘い出すために拘束されていた教え子のパンダを救出しました。日下部は夜蛾に恩があり、「俺が助けたって言うんじゃないぞ」口止めしながらも、パンダを助けたのでした。

渋谷事変では死にたくないから先頭に参加したくないというスタンスの日下部が危険な状況でありながらも、パンダを救出するこの行動は、現実的かつ保身的な性格の彼の人間味溢れるシーンでファンを魅了しました。

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人外魔境新宿決戦で宿儺との一騎打ち

「人外魔境新宿決戦」における日下部と宿儺の一騎打ちは、物語の中で非常に重要なシーンとなっています。

呪術師が宿儺に次々と倒されていくなか、日下部はついに宿儺と直接対決をすることになります。宿儺が絶大な力を見せつける中、日下部がシン・陰流の技術を駆使して奮闘します。宿儺の斬撃を防ぎつつ、簡易領域「夕月」で反撃を試みるも、圧倒的な力の前に次第に追い詰められていきます。

刀が折れた後も体術で応戦し、新たな技「朧月」を発動するなど最後まで戦意を失いませんでしたが、宿儺の冷酷な攻撃により敗北。しかし、命をかけて仲間を守る姿は感動的で、ファンに深い印象を与えました。

死亡したかと思われましたが、その後生存が確認されています。

一人で戦う姿はかっこよかった!

日下部篤也の術式・能力

引用元:呪術廻戦公式

日下部篤也は術式を持たない術師であり、剣術流派「シン・陰流」の使い手です。特に「抜刀」が彼の代表的な技として知られています。

また、「簡易領域」という特殊な防御技術も習得しており、これにより領域展開を持つ敵にも対抗可能です。術式を持たない分、彼の剣技と戦術的な判断力が戦闘の主軸となっています。冷静かつ慎重な性格と相まって、彼の能力は非常に合理的で実践的です。

シン・陰流 簡易領域

シン・陰流の「簡易領域」は、領域展開に対抗するための特殊な防御技術です。この技は、自身の周囲に展開した簡易的な領域内に侵入した攻撃や術式を自動で迎撃し、防御する効果があります。通常の領域展開と異なり、呪力の負担が少なく、短時間で展開可能であるため、術式を持たない術師でも使用可能です。

日下部篤也を含むシン・陰流の使い手は、領域展開を使用する強力な呪術師や呪霊に対してもこの技を活用し、戦闘で優位に立つことができます。作中では、複数のキャラクターがこの技術を使用しており、実戦での有用性が高く評価されています。簡易領域は防御だけでなく、戦略的な立ち回りを可能にする重要な技術です。

三輪ちゃんも門下生の一人だね!

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・抜刀(ばっとう)

日下部篤也が得意とする「抜刀(ばっとう)」は、シン・陰流における最速の剣技であり、攻撃力とスピードを兼ね備えた一撃必殺の技です。刀を鞘から一瞬で抜き放ち、呪力を込めた斬撃を相手に叩き込むこの技は、シンプルながら非常に強力で、敵に隙を与えません。その威力は、術式を持たない日下部が高いレベルの呪術師や呪霊に対抗する手段のひとつとなっています。

抜刀は特に瞬発力とタイミングが重要で、技を放つ際の速度と精密さが戦闘の勝敗を分けるとされています。その洗練された技術は、剣術の達人としての日下部の実力を象徴するものです

・居合「夕月」(いあい・ゆうづき)

居合「夕月」は、日下部篤也が使用するシン・陰流の高度な剣技の一つで、居合抜きの形で敵に高速の一撃を繰り出す技ですが、詳細な内容は不明です。

・朧月(おぼろづき)

シン・陰流の奥義のひとつとされています。この技は刀が破損した場合でも戦闘を継続するための工夫がなされており、欠けた刀の先端を呪力で補うようにして再現する戦法です。この補完された刃先で敵の重要な部位を狙い、特に心臓を正確に捉えることで相手に致命傷を与えることを目的としています。

「朧月」は日下部の柔軟な発想と、術式を持たない中で培った実戦経験が反映された技であり、敵に大きなダメージを与えるだけでなく、彼の戦闘スタイルの中核をなすものです。特に、劇中では宿儺との戦いにおいてその技術を発揮し、捨て身の戦闘で仲間を守る姿勢を見せています。

日下部篤也の印象深い名言・エピソード

日下部篤也のセリフには厳しい状況下でも自分のポリシーを貫く一方、仲間や後輩への気配りを忘れない人物であることが分かります。彼の発言は、物語の中で独特の存在感を放っています。

  • 五条だけじゃないでしょーが!世の中の人間は!
  • 蟻んこの上で象がタップダンス踊ってんの!!一応言っとくけど俺たちが蟻な!!
  • このままダラダラと時間を潰していたい、なぜなら死にたくないから!!
  • 時間いっぱい適当にいなして、特級呪霊の相手はせずにのらりくらりいこう
  • 人がはけてパンダの鼻が効き始めたら、コイツ一人でB5Fに向かっちまう。それも避けたい!!
  • 呪術のスケールが段違いだ、帰りてぇ〜〜〜〜
  • 待て待て、なーんにもわかってねえじゃん。頼むぜガキ共
  • 完全に勝ち目がないならさっさと撤退できたのに!!ここまで来たらやるしかねぇよな?
    やるのか・・・・? 俺が宿儺を・・・・!?
  • ガキ共が命かけて戦った! 大人の俺が必死こかなくてどうするよ!
  • あの人には恩があんだよ
  • 俺が助けたって言うんじゃねーぞ

何だかんだ言ってかっこいい!

日下部篤也についての考察

引用元:呪術廻戦公式

術式無しで一級まで上り詰めた実力者

日下部篤也は一級呪術師として呪術界を牽引する精鋭の一人です。特級呪術師を除けば呪術師の中で最上位の等級であり、その実力は呪術師である冥冥、七海、五条からも高く評価されています。特に、術式を持たずに一級まで上り詰めたという点が注目されており、彼を「一級術師の中で最強」と称する声も多いです。

術式を持たないにもかかわらず一級術師に昇格した理由は、彼の高度な剣術技術と実戦経験によるものです。シン・陰流の「抜刀」などの技術を駆使して戦うことができ、これらは術式を持たない術師が生き抜くための重要な要素となっています。

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性格と行動

日下部篤也の性格は非常に現実主義的で、危険な場面ではリスクを最小限に抑える慎重な行動が目立ちます。

本性は臆病で小心者であり、普段は飄々とした態度を取りますが、死への恐怖から強敵との戦闘には消極的です。

しかし仲間を見捨てることはなく、優しさや義理堅さも垣間見えます。

いざ戦闘に入ると実力派らしい冷静さと高度な技術を見せ、その内面の人間臭さが彼のキャラクターに深みを与えています。

日下部篤也に関するよくある疑問・共感ポイント

引用元:呪術廻戦公式

日下部篤也とタケルとの関係

日下部篤也の妹は、息子タケルを失ったことで心を病み、車椅子で生活を送るようになりました。妹の救済を願った日下部は、夜蛾正道に依頼してタケルの魂の情報を基にした呪骸を作成してもらいます。

タケルそっくりの言動を持つ呪骸と再会した妹は、目に再び光が宿り生きる希望を取り戻しました。呪骸の存在が公にできず別々に暮らさなければならないことを謝られますが、日下部は「何 謝ってんですか ありがとうございます 本当に」と震えながら夜蛾に感謝を伝えました。

日下部の義理堅い人柄が表れる人気のエピソードの一つとなっています。

パンダ救出の理由!義理堅い!

日下部篤也は優しい?

日下部篤也は普段は面倒くさがりで文句ばかり言う性格ですが、文句を言いつつも戦う日下部の姿は、五条、冥冥、七海からすると「優しい」の一言と評されています。渋谷事変では特級呪霊との戦闘を避けながらも、仲間や学生を守るために前線に立ちました。

夜蛾への恩義と学生たちの命を守る決意から宿儺戦にも参戦し、簡易領域を駆使して攻防を繰り広げました。苦境の中で、「子どもたちが命を懸けて戦うなら、大人の自分が奮闘しないでどうする」と自らを奮い立たせ、最後まで戦い抜く姿は頼もしいものでした。

やるときゃ やります!

まとめ

日下部篤也は、呪術高専の一級呪術師であり、古代から続く「シン・陰流」の使い手です。面倒くさがり屋で戦闘に消極的な一方、仲間や学生を守るために命を懸ける義理堅い性格が特徴です。

夜蛾正道への恩義や、若い世代を守る責任感が彼の行動の原動力となっています。

渋谷事変では特級呪霊との直接対決を避けつつも、最終的には仲間を守るために前線に立ちました。宿儺戦では簡易領域や体術を駆使し、自らの限界を超えて奮闘しました。

派手さこそないものの、地に足のついたキャラクターであり、ファンの間で愛されています。

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